2016年10月5日水曜日

2016.10.04 『ロードバイクで旅する本』

● 宇都宮駅ビルに入っている八重洲ブックセンター宇都宮店で枻出版社の『ロードバイクで旅する本』を何度目かの立ち読み。
 買えよって話ですよね。

● 目下のところ,自転車は片道8㎞の自転車通勤に使用。っていうか,それ以外に乗ることはほぼない。
 でも,自転車人として成長したいっていう気持ちは持っていて,そのためにはまともな自転車っていうのか,ちゃんとしたロードバイクを手に入れるところから始めないと。

● 相方もこのあたりはわかってくれているようで,新しい自転車,買ったら,と言ってくれている
 ドッペルギャンガーの安い折りたたみ式自転車に乗って通勤している亭主がみすぼらしく見えたのかもしれない。

● で,宇都宮はベルモールに入っている「DEPO」の自転車売場を覗いてきた。買うならここと決めている。
 ジャイアントの安めのロードバイクがいい。安めというのが出てくるのが情けないといえば情けないところなんだけど,ぼくはロードバイクにスピードを求めるつもりはない。
 そんな体力もないし,それをするには年を取り過ぎている。

● だから,10グラムでも軽いものをとか,ギアは後ろが11段はあってほしいとか,そういうのはまったく求めちゃいない。
 自転車で何をしたいかといえば,ツーリングをしたいのだ。あるいは,ツーリングの真似事をしたいのだ。
 だから,しっかりした前照灯を取り付け,大きめのサドルバッグを装着し,マットガードも必要だ。

● となると,しゃかりきに軽さを求める理由がない。自分の体重をカットするほうがよほど手っ取り早いし,効果もある。
 当然,ランドナーでもいいんですよ。ってか,ランドナーにしようかなとも思うんですよ。ミヤタには手頃な価格の既製品がある。

● が,東日本大震災でも,今回の熊本地震でも,台湾からの義援金は圧倒的な速さで届いた。しかも,人口が2,350万人の島からにしてはきわめて多額。
 ここまでしたもらったら,何かお返ししたい。かといって,ぼくにできることといえば,台湾製の自転車に乗ることくらいしか思いつかない。
 台湾の自転車メーカーはジャイアントに限るわけではないけれども,東日本大震災におけるジャイアントの対応も嬉しかったから,つべこべ言っていないで,ジャイアントにしようというわけなんですよ。

● ただし,ジャイアントでもグレート・ジャーニーは形が好きじゃない。普通にロードバイクにしましょう,と。
 で,ぼくが知る限り,ジャイアントのロードバイクを展示してある店は,ベルモールの「DEPO」しかないから(実際には,他にもあるんでしょうけどね),買うなら「DEPO」だよ,と。

● ジャイアントのロードバイクでいろんなところに遊びに行きたい。が,そのままでは厳しかろう。一番は,雨天走行。マットガードはどうしたって必要だろう。
 皆さん,どうしてるんだろうか。そこを確かめたくて,『ロードバイクで旅する本』を見たんですよ(立ち読みだけど)。やっと話がつながったな。

● まぁね,いろんなマットガードがオプションであるんでね。これで太めのタイヤに履き替えれば,なるほど何の問題もなく「ロードバイクで旅する」ことができそうだよね。
 テントとかシュラフも軽量化が進んでいるようで,キャンプツーリングだって,少なくとも国内ならば,かつてのようないかにもっていう装備は要らなくなっているらしい。

● ツーリングを楽しんでいる人のほとんどはロードバイク。これがもうメインストリーム。ぼくもメインストリームの一員でいいや。いいやっていうか,大衆の叡智に連なろうと思う。