● 鉄道と自転車でそれぞれ世界一周。どちらかしか選べないとなったら,自転車でしょうね,やっぱり。
シベリア鉄道を使わないで鉄道でユーラシア大陸を横断することはできないようだ。けど,できればシベリア鉄道って乗らないですませたい。
とかね,考えてしまうんで。鉄道は世界一周に結びつけないで,シルクロード特急に乗るとか,オーストラリア横断鉄道に乗るとか,路線単体で考えればいいかもな。
● で,自転車だよ,と。石田ゆうすけさんは成田からアラスカに飛んで,アメリカ大陸縦断から始めた。
自転車ではないけれど,吉田友和・絵里夫妻が新婚旅行の世界一周をしたときはアジアから始めている。
● ぼくもたぶんアジアからなりますね。自宅から下関まで自走し,関釜フェリーで釜山に行く。釜山から仁川まで韓国を縦断し,仁川から中国大陸に入る。ずっと南下。ラオスからタイを通ってミャンマーへ。
バングラデシュからインドの北側を西に走り,パキスタン,イランを経て,トルコに。あとは,ブルガリア,ハンガリー,ポーランドを走り,ドイツからスペイン,ポルトガル。
スカンジナビア半島とイギリスはパス。
● このあとアフリカに行くか行かないか。理由のない恐怖があるね。でも,ここまで走ってきて,経験値が上がっている。当然,アフリカを目指すことになるだろう。まぁ,決して無理はせず。
と,妄想は続くよ,どこまでも。
● 好奇心。知らないところ,行ったことがないところ,そういうところにぜひとも行きたいという気持ち。食べたことがないものを食べたい,したことがないことをしてみたい。
そういう好奇心。冒険を支えるものはこの好奇心ということになる。
● 並はずれた好奇心は個体を危険にさらすだろうから,神さまは人間に野放図な好奇心は与えていないと思う。
しかし,神さまもときどき,ケアレスミスをする。野放図な好奇心を持った人間を作ってしまうことがある。
そういう人が冒険家になる。冒険家はつまり神さまの失敗作品。