2016年4月11日月曜日

2016.04.10 咲くライド・さくら市2016の風景から

● 参加したいなぁと思いつつも,手続きを忘れていた。結局,あろうことか開催日の今日は休日出勤ということになった。

● 氏家の街中でたくさんの自転車ライダーを見かけた。しかも,何度も。親子で参加していた人が多かったようだ。

● ヘルメットは推奨されるだろうけど,サイクルジャージにサングラスと完璧にレース仕様で固めている人もいた。しかも,少なくない数。
 で,この完璧な装いのライダーから受ける印象は,“誰なんだ,このバカは”というもの。なんでだか知らないけど,バカに見えるんだよ。

● ひとつには,その完璧さとこの日の行事の趣旨が噛み合わないことにある。親子でのんびり桜を愛でながら走りましょうよ,というものだろう(別に親子でなくてもいいわけだが)。それでその恰好は何なんだ,っていうね。
 100メートル先の煙草屋に煙草を買いに行くときに,ジェット機を用意するようなものじゃないか。

● 形から入って形に留まっている風情がバカをかもすっていうのもあるかも。形を決めて満足している人もいるんじゃないのかね。
 自分がやろうとしていること,サイクリングかもしれないし自転車通勤かもしれないんだけど,それをなにか大層なことにしすぎているような印象も受けるんだな。実物大よりかなり大きくしちゃってるっていうか。

● で,その大きなことをやろうとしている自分っていう図式を知らず知らずのうちに作ってしまっている愚鈍さよ,っていう気味合いもある。
 そもそもが自転車ってもっと気楽に乗っていいものじゃないか。交通規則は守らなければならないけれど,ママチャリに乗るときの感覚でロードに乗ってもいいのでは。

● それとアレだよ。ピシッと決めた格好で歩道を走ってるヤツを時々見るんだよ。これは主に宇都宮で。ピシッと決めてロードで歩道を走る。
 車道は怖くて走れないというんだったら,ロードなんか乗ってんじゃねーよ。邪魔なんだよ。

● と悪態をつきたくなるわけだけれども,以上を要するに,バランス感覚が悪すぎるということ。これがバカっぽさにつながるのではないかな,と。