五行川に架かる真岡鉄道の鉄橋 |
● しかし,問題は復路だ。復路は五行川の上流に向かって走ることになる。体感としてはフラットなのだが,わずかであっても上り勾配が付いているのだと思う。そのため,体重が往路よりも後ろにかかるようになるのかもしれない。体重はハンドルとサドルとペダルの3箇所で支えるわけだが,ハンドルにかかる分が減って,サドルにかかる分が増えることになって,尻もより痛くなるってことなのかもしれない。
が,どうやら尻は大丈夫のようだった。この問題は26日のサドル交換で解決したと思いたい。
● しかし。別の災難があるものだ。復路は雨に見舞われた。半端な雨じゃなかった。濡れては困るものは事務所に置いて出発したから,濡れたところで被害はない。
細かい人は,雨の中を走るとタイヤがはねた路面の汚水が口に入って細菌に感染することもあるから気をつけろ,なんてことを言うのだけれども,反面,雨は天然のシャワーで気分がいいものだ。子供時代に戻れる。
● が,問題が3つあった。ひとつは,リュックを背負っていたんだけど(これ自体があまりいいことではない),そのリュックが雨を吸って重くなったこと。体感的には肩に食いこむように感じられた。
● 2つめは,路面とタイヤの間の粘着が大きくなること。つまりはペダルが重くなる。
したがって,体力を消耗する。「道の駅はが」ではどうしても休憩したくなる。一般道に出たあとも,金井神社なる神社の境内(小さい神社だ)で雨宿りをした。わき水もあって,ヒシャクで2杯飲ませていただきました。旨かったです。
● 3つめは,泥よけがないので,背中から頭頂まで泥がたっぷりかかること。これは洗濯すればすむ話だけどね。
● 135分かかって家に着いた。尻は大丈夫だったけれども,24日と同じで,家に着いたときには疲労困憊。学生時代に部活が終わったあとにこんな気分になったことがあったかなと思うが,相当にコタえる。
たとえ雨に見舞われなくても,けっこうきついのかもなぁ。現状からすると,2日以上連続で自転車通勤は無理っぽい。
ここを我慢して継続しなくちゃとは思う。体が自転車に慣れるにはもうしばらくかかる。それまでが踏ん張りどころだと思う。朝はとても快適なんだし。