2010年8月24日火曜日

2010.08.24 自転車通勤仲間が増えた

● ぼくの課のメンバー,I君も自転車で出勤してきた。24日のこと。彼は壬生から通っているんだけど,車だと40分のところ,自転車でも60分で着いたという。
 ぼくは同じく車で40分のところを90分かかっているので,I君はだいぶ速い。

● 考えられる理由はふたつ。ひとつは,I君の通勤路は渋滞や信号が多いために,車を使っても所要時間が長くなっていること。したがって,自転車に替えてもさほどの違いは生じない。
 もうひとつは,自転車のスピードが速いことだ。

● 主には後者だろう。I君はまだ20代。地元の社会人サッカーのサークルに入っていて,休日はグランドを走り回っているというから,体力はかなりある。
 自転車は友人から譲り受けたものだそうだ。フレームはクロスバイクっぽいのだけど,タイヤは細いロードレーサー用のもの。たぶん27インチか。スピードを出せる自転車だ。
 老いつつあるぼくがI君と張り合っても仕方がないのだけれども,彼の自転車を見て,同じのを自分も欲しくなった。

● とまれ,ぼくの自転車通勤を見て,真似してくれたのだとしたら,けっこう嬉しい。ニンマリしてしまう。

2010年8月21日土曜日

2010.08.21 那須烏山市の谷中集落を訪ねる

● 21日(土)は自転車で南那須(那須烏山市)の谷中という集落を訪ねてみた。7月19日(南那須の岩川を遡って琵琶池に行った)とほぼ同じコースを辿って,志鳥に。谷中は志鳥にある集落だ。
 かの田中正造の谷中村の人たちが移住先を求めて北に向かって歩いているときに,その中の何人かがここでいいやと落ち着くことにした。ゆえに,谷中と称するのだと言い伝えられている(というか,史実である)。

● 谷中について色々と話を聞く機会はあったので,ひょっとして栗山村の趣を湛えた集落が南那須の中にあるのかもしれないと勝手にイメージを膨らませていたのだが,この日まで実際に訪ねることなく過ごしてきた。
 で,行ってみれば,別にどうということもない田舎の集落だった。志鳥に溶けこんでいる。当然っちゃ当然のことだ。でも,谷中ってどんなところなのだろうとかすかな引っかかりはあったわけで,それを解消してスッキリした感じ。これも自転車だからこそ,わざわざ行ってみる気になった。

● 谷中集落をすぎると山道になる。喜連川の鹿子畑に至ることは地図でわかる。当所の予定ではこの道を通って帰るつもりでいたのだけれど,登りに恐れをなして来た道を引き返すことにした。

● ここまで来る間にもアップダウンをふたつ超えてきた。仁井田の峠越えでは,中年女性の運転するママチャリに抜かれてしまった。電動アシスト付きの自転車だった。
 次は大和久と熊田の間にある山越え。自転車じたいに助けられて何とか登り切ったけれど,初老に達しつつある身には,登りはきつい。

● 帰りは,大金から先は幹線道路の県道宇都宮烏山線を走ってみた。車を避けて裏道を走るよりも体は楽だった。勾配が均等に均されている感じ。峠越えの勾配も,旧道に比べると,アプローチが長くなっていて,その分,勾配は緩くなっている。ありがたい。

2010年8月19日木曜日

2010.08.19 体重が落ちないのはいいことなのか

● 19日に定期健診があった。受けてきた。ベルトコンベアに乗せられたような気分になりますな。そう言ってしまっては申しわけないけれどもね。
 そこで同じ会社のH君と話す機会があった。部署が違うので,普段はあまり話す機会がない。H君も毎日自転車で通ってくる。ただし,彼の場合は自宅がすぐ近くなのだけどね。

● 昔はマウンテンバイクでツーリングもしていたそうだ。マウンテンバイクがブームになった時期があったようなんだけど,その頃のことなのだろうな。タイヤをロード用の普通のタイヤに替えれば,マウンテンバイクはロードバイクに変身しますからね。
 彼の言葉をそのまま使えば,お金がなかったので野宿したとのこと。テントも持ってはいるのだが,当時は寝袋ひとつで駅の待合室とか公園で寝たという。
 今でもいつでも出かけられるように用意はしているんだけども,目的地が決まっていたのではつまらないし,電車で輪行するのも面倒で,用意だけになっているらしい。

● 70歳を過ぎたらぼくもやってみたいと思っていることじゃないか。ま,ぼくの場合は野宿じゃなくてホテル・宿に泊まることになると思うけど。もちろん,安い民宿やカプセルホテルでOKだ。

● ところで,そのH君に話してみた。自転車通勤を初めてひと月半になるのに体重が全然減ってないんだ,と。
 H君によれば,それはいいことなんじゃないですか,とのこと。つまり,脂肪が落ちないで筋肉に変わっているのだろうから,その方がいいのだ,と。そうなのかなぁ。そうだとすると喜んだ方がいいのかなぁ。
 ともあれ,これからも自転車通勤を続行するとしよう。

●  8月も残り3分の1になった。涼しくなった。暗くなるのが早くなった。自転車にはいい季節になっていくのだろう。サイクリングロードの風景がどう変わっていくのか楽しみでもある。

2010年8月17日火曜日

2010.08.17 やはり体重が減らない

●  ぼくはメタボ予備軍で,特定保健指導ってのを受けているわけだけど。3月から始まって半年間で終結する。
 ま,こういうのでメタボをどうにかできる人は,自力でどうにかするだろうし,自力でどうにかできない人は,こういうのを受けたところでどうなるものでもない。

● ともあれ,その最終評価ってのを17日に受けてきた。
 じつはちょっと楽しみにしていたんですよ。どのくらい体重が減っているだろうか,腹回りがスリムになっているだろうか,って。
 ところが。半年前と比較して,増えてはいないんだけど,ほとんど変わってなかったんだよねぇ。

● 自転車に乗るようになったのは6月末だから,劇的な数字が出るには時間が足りないわけだけど,それでもひと月半にはなるわけでね,もう少しいい数字が出てるかと思ったんだけどねぇ。
 けっこうショックだなぁ。初期には,家に帰りいたときにはフラフラになったこともあった。運動量は相当なものだと思う。あれだけの運動をしながら体重が変わらないとは。

● 自転車はすでにダイエットの手段であることを超えて,ぼくの生活の一部,楽しみのひとつになっているから,ダイエット効果がないからという理由で,自転車をやめることはないと断言できる。だけれども,始めたキッカケはここにあるので,こうまで数字が出ないとガックリくるのも事実。
 これという理由がわからない。初めていきなり高原期に入るということはあり得ないだろう。初期には必ず効果がでて,それから停滞期に入るものでしょう。

● 昼食抜きをやめたのが原因かもしれない。昼食を抜くと復路がもたない。が,おにぎり3個は食べ過ぎかも,っていう程度のことはある。これからおにぎりは2個にしよう。
 夕食の量も総体としては減っていたと思うんですよ。とくに炭水化物系統は。でも,錯覚だったのかなぁ。夏のこととて氷菓はガンガン摂っていた。これがいけなかったか。
 あるいは,いわゆる間食が過ぎたのかなぁ。百円ショップで2個百円で売られているグリコのアーモンドキャラメルを冷凍庫で冷やして食べるとけっこう旨くてね。ひと箱なんか簡単に食べてしまえる。

● ともかく,自棄を起こさず,ひと月に1キロ減らすことを夢見て,自転車を続けよう。ひと月1キロなら,1年で12キロの減量になるわけだが。

● ところで,上の最終評価はUS病院で行われた。4号線沿いにある病院だ。そこまで自転車で往復した。4号線をまっすぐいくわけだけど,往路は80分を要した。真岡よりは近いようだ。
 ただし,真岡に行く方がずっと楽だった。まずアップダウン。真岡まではほぼフラットでアップダウンはない。が,宇都宮方面に行こうとすると,そうはいかない。全体的に高根沢から南に向かうとなだらかな下りになるんだけど,まず鬼怒川に出るまでに降って登る。新鬼怒川橋から岡本駅下まではずっと降りで,ここから上野町までは登りになる。
 宇都宮の市街地に入ってからも,田川から先が登りになる。いずれもたいした勾配ではない。自転車だとそのたいしたことのない勾配がけっこう堪えるんですね。登りに強くなるためには,まずライダーの体重を落とすことだそうだから,この点からも体重を落としたいわけです。

● 次に走行環境だ。4号線だと車の排気ガスを浴びながら走ることになる。自転車も走れる歩道を主に走ったのだけど,幅が充分にあるとはいえない区間がある。歩行者はあまり歩いていないのだが,自転車とはけっこうすれ違う。
 これも走行環境の範疇になるのだが,新4国・宇都宮環状線との交差部は自転車だと直進できないのだ。往路では,何とかならぬかとソチコチ見て回ったんだけど,結局,自転車を押して歩道橋を渡る以外に選択肢はないのだった(車道を走ってそのまま突っ切ればいい)。

● というわけで,排気ガスなど無縁な五行川サイクリングロードを走れるのはじつにありがたいことなのだと実感。走るなら田舎,ですね。

● けれど,将来は,自転車で日本一周なんてことは無理でも,1週間程度のツーリングには出てみたいと思う。輪行もしてみたい。自転車をバラして輪行袋に入れて,電車に乗って,好きなところで降りる。そこから思うさま自転車を楽しんで,また適当な場所から電車に乗る。これなら日本全国どこにでも行ける。
 街場の道路にも慣れておいた方がいいよなぁ。

2010年8月13日金曜日

2010.08.13 ロードバイクはかっこいいけど,自分にはまだ早いと思ったこと

● 自転車に乗るのは距離にもよるけれども,週に4日,多くても5日にとどめた方がいいかもしれないと書いた。で,手帳を調べてみたら,自転車に乗り始めた6月末からずっと,週3~4日のペースできているのだった(一度だけ,週5だったときがあるけれど)。これなら特にオーバーペースにはなっていないだろう。われながら心配することもなかった。

● 13日は自転車通勤。往路は85分で到着。お盆のこととて,一般道と交差する際に,自動車の通過待ちの時間がほとんどなかったことが幸いした。
 途中,ロードバイクの男性とすれ違った。ヘルメットにレーシングパンツ。この格好が似合うのはロードバイクに乗っていればこそだ。ぼくのようにドロップハンドルであってもミニベロに乗ってるのに,レーシングパンツまで着たんじゃ違和感がある。普通の半ズボンにTシャツというおじさんスタイルでいいのだと思う。

● やっぱ,スピードが違う。これだけ速く走れる自転車に乗っていると,自歩道がある道路でも,車道を走らないと格好がつかないかもしれない。歩道を歩いている人などほとんどいないから(ちょっとした用事でも車を使うんでしょうね),すこぶる快適に自歩道を走っているんだけど。
 ときたま,ロードバイクで自歩道を走っているのを見かけることがあるんだけど,やや抵抗があるなぁ。

● それから。いい自転車は盗難に遇う確率が高くなる。ロードバイクになると入門車が10万円,ちょっといいのは数十万円,ハイエンドクラス(軽くなるほど高くなるらしい)は百万超っていうか天井知らず。
 そういう自転車は屋内保管が当然。たとえ自宅であっても外に置いたのでは,傷みが早いほかに,やはり盗難の可能性がある。軽いから簡単に持っていけちゃう。

● ぼくは自転車を屋内に入れるところまではしないし,いつもピカピカに磨いておくこともしないし,盗まれてガックリするのもいやだ。当分は今のミニベロで通そうと思っているが,次に買うのもロードではなく,クロスバイクにしようと思っている。

2010年8月11日水曜日

2010.08.11 淡々と幸せな日々

●  昨年4月にオーケストラのライブにはまり,今度は自転車に乗るようになった。勤務先が真岡だから乗る気になったのだと思う。五行川サイクリングロードがあればこそだ。
 たったふたつの変化だけれど,生活が以前とは大きく変わった。昔は,休日は呑んでるか読んでるか乗ってるか(電車に)だ,と嘘ぶいていたのだけれど,今は読んでるか聴いてるか乗ってるか(自転車に)だ。

● もちろん,家庭サービスっていうか,休日はヨメとスーパーにいる時間が一番長いんだけど,自分の可処分時間はそのような感じになっている。
 何だか楽しいんですよ。そうした時間の使い方が。

● 何かね,家の中は大変な状態のはずなんだよ,客観的に見ると。ムスコは*****だし,ヨメはウツで休職中だし(だいぶ良くなってきた),父親は脳梗塞の後遺症があって,糖尿が悪化してきてるし。いつ死んでもおかしくない程度に高齢だしね。
 でも,ぼく一個は,人生の中で今が一番楽しいんじゃないかって。中学の3年間が第一期黄金時代で,大学の4年間が第二期黄金時代。そして今(昨年4月から)が第三期の黄金時代を迎えている。
 何があるわけでもないけれど,毎日が何となく楽しい。淡々と楽しいっていうか。

● ヨメやムスコのお陰だし,職場のメンバーのお陰だ。
 真岡のお陰もあると思っている。土地との相性ってあるんじゃないかなって。
 ちなみに,ぼくは宇都宮とはあまり相性が良くない。高校生のときからね。

2010年8月10日火曜日

2010.08.10 年寄りの冷や水とは思いたくないんだけど

● 10日(火)も自転車通勤。この日は朝食抜きになった。自転車通勤を始める前は朝食抜きなんて珍しくもなかったのだが,最近は何かは口に入れるようにしている。この日は,ヨメが朝から奮闘しすぎてちょっと間に合わなかったんです。
 けれども,恙なく90分で職場に到着。途中,ほんの少し雨が降ったが,前日のようなことはなかった。

● けれども,復路は妙な疲れ方をした。ペダルを漕いでいるときに意識が遠のいていくような感覚があった。以前にも経験しているけれど,ここのところずっとなかったものだ。
 たぶん,エネルギーが切れた状態になるんだと思う。この日は昼食におにぎりを3つも食べたんだけどねぇ。「道の駅はが」で甘い缶ジュースを2本飲んでひと心地ついた。

● 以前のように休憩を何度も取って,帰宅時には口もきけないほどに疲労困憊ということにはならず,しっかり漕いで帰宅できたんだけれど,たぶん明日はダメだろうなと予感した。体が休ませてくれと言っているのだ。2日休んで2日乗っただけなんだけど,こういうこともあるんですな。
 ま,1日に50数キロを自転車で移動すること自体,オーバーワークなのだろう。これだけの距離を走るのであれば,自転車は週4日に抑えて,2日か3日は休息する方がいいのだろう。

2010年8月9日月曜日

2010.08.09 朝の雨はどってことない

● 休日の7~8日は自転車に触らないで過ごしたものだから,9日(月)は自転車で通勤した。
 メタボ撃退の特定保健指導というのを受けている。US病院の保健師から生活指導を受けているわけです。その最終評価が17日にあるのだ。腹回りだとか体重を計って,指導開始時(半年前)とどう変化しているか確認する。
 体重を落とすことはすでに自転車通勤の第一目的ではなくなっているんだけど,担当の保健師さんにしてみれば,クライアントに実績を出してもらった方が気分がいいだろう。
 ということで,17日までは毎日でも自転車に乗って,できるだけ体重を落としたいと思っているわけだ。

● この日は未明まで雨だったのが,朝になってあがった。東の方は晴れ間も出ていたので躊躇せずに自転車で自宅を出たのだが,芳賀町に入ったあたりで降りだし,ほどなくけっこうな勢いになった。
 ぼくは濡れても支障のない格好なので,自分が濡れることは全然OKなのだけども,リュックの中には濡れては困るものも入っている。ケータイとか手帳とかね。雨に遇うのは想定の範囲内なので,リュックの中にチャック付きのビニール袋を何枚か入れている。

● 途中で,自転車を停めて,雨用の荷造りをし直した。そうして,また雨の中を走りだした。職場に着く頃にはほぼやんできた。
 事務所に着いてから,下着までそっくり着替える(いつものこと)。朝の雨はドってことない。
 というわけで,この日は途中で荷造りのし直しをしたわけだけど,90分で到着した。

2010年8月6日金曜日

2010.08.06 猛暑のピークは過ぎたようだ

● 連日,猛暑が続いているけれど,さすがに猛暑のピークは過ぎたようだ。空気が秋の気配を含みだした。毎日,確実に日が縮んでもいる。
 自転車に乗っていると,こうした季節の移り変わりもハッキリ感じるようになる。敏感になるというのではなくて,そうしたものと直に接触することになるからでしょうね。

● 6日も自転車出勤。サイクリングロードに入るまでのコースを変えている。起点からは入らないようにした。これで距離もいくらか短くなるようだ。今までは自宅を出てから45分後に「道の駅はが」に達していたところ,この日は40分しかかからなかったから。
 コース変更による距離短縮だけじゃなくて,スピードが出るようになったせいもある。「道の駅」から先も順調で,所要85分で事務所に到着した。前日までは調子のいいときで95分かかっていたのだから,これだけの短縮はけっこうすごいんじゃないでしょうか。

● 復路は,残業で遅くなった。で,初めて「道の駅はが」での休憩を省いた。それでも自宅まで何とか普通のペースでペダルを漕ぎ続けることができた。
 体が自転車に馴染んできたことに加えて,暑さがピークを越えたこと,リアキャリアを設置してリュックを背負わなくてすむようになったこと(背中の汗も蒸発するので,体温調節がスムーズになる)も影響しているのかもしれない。

● ところで,サイクリングロードをオートバイで走っている馬鹿が二人いた。高校生だろう。夏休みになるとこうした馬鹿も出没するようになるのは仕方がない。
 ぼくらができることは,馬鹿から自分を守ること。馬鹿を治そうとすることじゃない。

2010年8月5日木曜日

2010.08.05 だんだん,自転車に乗る体になってきたか

● 5日はパンクが直った自転車で出勤。
 前日のパンク修理の際にハンドルを下に置いたときか,車に積んで運んだときかはわからないが,ハンドルの右側ブレーキのレバーが内側に変形しているのに気づいた。初めてだから色々とやらかす。2万円で買った安物だから多少の変形は仕方がない。っていうか,自転車なんて傷つけながら乗るものだろうと思っている。

● でも,共に過ごす時間が長くなれば,愛着もわいてくる。たとえ安物でもね。
 リム打ちの危険を避けるためにこの日はふたつの変化をつけた。ひとつは五行川サイクリングロードの起点(一切行橋)から次の橋までの区間の舗装状態がひどいので,この区間を避けること。その分,一般道を走る区間が長くなるけど。
 もうひとつはサイクリングロードから真岡市内の一般道に出たあとの道を変更すること。たぶん,ここで段差を越えるときにパンクしたのだと思う。一本奥の道を通ることにした。
 それ以前に,空気を充分に入れておくことだけどね。ともあれ,95分で到着。順調だった。

● 復路。サイクリングロードをどこで降りるかは,道路地図を見てキッチリ決めた。地図は頭に入れておきたい。
 今まではスピードがのるとペダルを漕ぐ足をとめて休憩モードに入ることがしばしばあった。疲れてくればゆっくり漕ぐようになっていた。ところが,この日の復路ではずっとペダルを回し続けることができた。ずうっとスピードにのっているから,ギアの切替えもあまりしなかった。トップギアに入れっぱなし。その状態が自宅に着くまで継続した。
 突然,巧くなった。というか,強くなった。パンク修理に対して自転車がぼくにお礼をしてくれているのかと思えるほどだ。これなら先月31日にぼくを置きさって消えていった高校生や,28日に出会った爺さんと五分に渡りあえるかもしれない。

● 「道の駅はが」で休憩はしたけれど,トータルの所要時間もグンと短くなった。きっちり計測したわけではないけれども,2時間を切ったのではあるまいか。往路との時間差はまだまだあるけれども,この差が一気に詰まった感じ。最初の頃は3時間かかっていたのだから,長足の進歩だ。
 この効果はもうひとつある。所要時間の短縮は疲労の軽減につながるのですね。ひと晩寝れば消滅する程度の疲労度になる。そうなれば(天気が良ければ)毎日でも自転車通勤ができるようになる(といいんだけど)。

2010年8月4日水曜日

2010.08.04 初めてのパンク,初めての修理

● 8月1日(日)はどこにも出かけなかった。近くを15㎞ほども走ったろうか。ので,ちょっと物足りない感じもした。が,ヨメからは疲れた顔してるよと言われた。
 じつは自転車で出かける前に,電車で宇都宮に行ってきたんだけど,帽子をかぶらないで歩いたせいか,ごく軽い熱中症になったようだった。
 梅雨が明けたとたん,猛暑でしょ。空から針が降りそそいでいるんじゃないかと思いたくなるほどの強烈な日射しでしょ。気をつけないといけませんよね。ぼくはふだん丈夫だから,大いに油断これありってわけでした。
 自転車に乗るときはヘルメットを必ずかぶる。ま,帽子でもいいんだけど,ヘルメットを買っちゃったもんで,もったいないから使っている。日射しは遮ってくれる。

● 翌2日は朝から雨模様だったので車で出勤した。もっとも,晴れていたとしても自転車では間に合わない時刻にしか起きられなかったから,車で行くしかなかった。2,3日続けて乗ると,休みが必要になる感じですね。
 その辺がぼくの体力なんだと思う。このラインをもっと引っぱりあげることはできると思う。が,慌てないでゆっくりとでいいと思っている。体が休みたいと言っているのであれば,無理をしないで休めばいい。

● 3日はしかし,自転車で通勤した。この日も北の空は真っ暗,南は明るかった。南へ行くんだからたぶん大丈夫だろうと踏んで自転車を選んだ。結果は正解。
 でも,ちょっとバテた感じ。かすかに南風が吹いていたようだ。かすかではあるんだけど,これが向かい風になるわけで,体力を消耗させられたかも。
 サイクリングロードに入るまでに要した時間は30分で,いつもと同じ。しかし,その後,「道の駅はが」までに20分を要した(最も速かったのは15分)。以後もなにか進みが悪くてモタモタ感があった。
 が,着いてみれば所要時間は100分弱。いつもと同じ。まずまずである。

●  帰りに前輪がパンクしていることに気づいた。自転車にパンクはつきものとわかっているけれど,実際に遭遇するとちょっとめげてきますな。
 近くに自転車屋はないか。が,パンクくらいは自分で直したい。直し方がわからないので,今日は無理だけれど,明日,何とかしよう。というわけで,この日はバスで宇都宮に出て帰宅した。
 パンクの修理を解説している本を読み,修理には何が必要なのか,どういう手順で直せばいいのかを確認。

● 翌日は車で出勤した。直っても直らなくても,車に積んで家に持ち帰ることにした。
 パンクした箇所に充てるパッチは持っていた。タイヤをリムからはずすための補助用具もある。ないのは,パッチを貼るためのゴム糊とパンクした箇所をザラザラにするためのサンドペーパー。こういうものは百円ショップに売っている。
 百円ショップのものは品質に不安があるので,専門店で買いなさい,と初心者向けの自転車ガイドブックには書いてる。でも,元々の自転車が19,800円なんだから,事後のケアも百円ショップがふさわしい。

● そうしたものを準備して,昼休みに作業にかかった。1時間近くかかってしまった。こういう作業をするときには,自転車を逆に置けばいいのだと終わってから気がついた(ハンドルとサドルを下にすれば安定するので,作業がしやすくなる)。そういうことまで本に書いておいて欲しいぞ。本を読む人は初心者のはずで,初心者はそういうところになかなか気づけないはずだから(書いてあったのかもしれない)。
 路上で何かを拾ったのではなくて,リム打ちが起きたのだと思う。道路に段差があって,そこを渡るときにタイヤがへこみ,チューブがはみだした。タイやとリムに擦られて小さな穴があいた。

● ま,手間取ったけれども,何とか上手くいったようだ。これで自信がついたね。どこでパンクしても大丈夫だ,と。
 まさか自転車に車を積んで乗って帰るわけにもいかないので,車に自転車を積んで帰宅した。

2010年8月1日日曜日

2010.08.01 休日にどこを走ろうか

● 休日に自転車でどこを走ろうか。色々と考えている。もう10年前になると思うが,那須観音霊場を歩いて廻ろうと試みて,途中で止まったままになっている。その残りを自転車で廻ってみようか。
 辰街道という古代からの道があって,東山道につながっていると聞いたことがある。だから,終点は南那須の鴻野山(馬屋久保)で間違いないと思うんだけど,起点がどこなのか。岡本から高根沢を通っているし,芳賀や益子にもあった。古代の道だからすべての位置が判然としているわけではないと思うけれど,その道筋を自転車で走ってみたい。

● 東京で開催されるコンサートにも自転車は威力を発揮してくれそうだ。夜7時開演のコンサートは終わるのは9時過ぎになる。新幹線を使わないのがぼくの流儀なのだが(っていうか,新幹線に乗れるだけのお金はない),新幹線を使わないとなると,黒磯まで行く最終電車にはまにあうはずもない。
 が,自転車を宇都宮駅前の駐輪場に預けておけば,宇都宮からは自転車で帰ってこれる。安心して最後までコンサートに付き合うことができる。アンコール曲を聴かないで席を立つなんていうマナー違反を犯さないですむ。

● メタボ撃退のために始めた自転車通勤だけれど,自転車で走ることじたいの楽しみがやはりあって,どうやらそれにハマりつつあるらしい。
 健康的だし,お金もかからないしというわけで,ヨメもあまりこれについては文句を言わない。