● 29日のこと。自転車に乗っていてちょっとしたトラブルに見舞われた。走行中にサドルを留めている鉄製のネジが途中で切れて,サドルが飛んだのだ。
混んでいる道路だったら事故になったかもしれない。さいわい,走っていたのが歩道で,後続車も至近距離に歩行者もいなかった。
● 今乗っている自転車は去年の6月にネットオークションで買ったんだけど,サドルが固くて,初日に尻が痛くなってとんでもない思いをした。ので,家にあった別の自転車のサドルと交換した。その結果,尻の痛みからは解放された。
ただ,尻の痛みはサドルが固いだけが原因ではないらしい。最近,尻にあたる部分にパッドのついた自転車用パンツを2枚買ったので,これを着用すれば元のサドルに戻してもいいだろうと思って,29日の午前中にその作業をしたばかりだった。
● しかし,しっかりした工具がないので,サドルをピシッと固定することができずに,ガタピシ動く状態だった。それを騙し騙ししながら4号線を走り,東町のY字路から市内に向かう道路に入ったところで,上に書いた事故が起きた。
以前のサドルのときも,すぐに緩んでしまって,何度も締めつけ直していた。文字どおりの金属疲労が起きていたところへ,この日,とどめを刺してしまったのだろう。
● 事故直後は,やっぱり安物はダメだなぁってのが頭に浮かんだ。廃棄するかなぁ,と。
じつは,新しい自転車を購入したばかりなのだ。いや,まだ現物は届いていない。27インチの大きいタイヤの自転車が欲しいなぁと前から思っていて,でもまだ今のが使えるので,もうちょっと待とうと思ってたんですよ。
ところが,ネットオークションで自転車の出物を見ながら,この値段なら落札しないですむだろうといたずら入札をしたいたら,落札しちゃったっていうわけで。
こんなことをしてて買わざるを得なくなったのは,これが初めてではない。パソコンなんか,これでいくつも買わざるを得ない仕儀になっている。
● 懲りないもんですな。っていうか,買うつもりがまったくないのであれば,いたずら入札はしないのだ。買ってもいいっていう気持ちがどこかにあったのだ。
ともあれ,新しいのを買うハメになった。そこへこのアクシデントだ。古いのがヘソを曲げたのかとも思いましたよ。だとしたらすまなかったなぁ,と。
● でも,そんなことがあるはずもないわけで,要はネジがヘタっていただけだ。このタイミングでこの場所で起きてくれたよかったと思い直しましたよ。
ここから引き返した。しばらくは気落ちして押して歩いたんだけど,サドルが落ちただけですからね,立ち漕ぎなら乗れるわけです。岡本にセキチューがあったことを思いだした。セキチューでネジを買えば何とかなるんじゃないかって。で,立ち漕ぎで乗ってセキチューに行きましたよ。
● セキチューは自転車も扱っているのだが,そこに持ちこんで直してもらおうとは思わなかった。この修理ではたぶん料金は取れないのではないかと思ったのだ。
サドルじたいを交換するのではなくて,たんに取り付けるだけだからね。プロにしてみれば簡単な作業に違いない。それで料金を取ることはたぶん無理じゃないかなぁ。忙しいのに料金を請求できないような作業を依頼するのは気がひける。
● で,ぼくがやって何とか成功。やはり固く固定はできないので,騙し騙しという感じで家まで乗って帰った。
ちなみに家を出たのは2時。戻ったのは5時半。いい運動になりました。そう思うしかないのだ。
あまり乗ってないんですよねぇ。メタボをどうにかするための最後の手段が自転車通勤というわけで,それすらどうも思うに任せないというのが実際のところで。 お金もほとんどかけてませんしね。というわけですので,タイトルはちょっといかがなものかと,われながら思っています。
2011年1月29日土曜日
2011年1月28日金曜日
2011.01.28 疋田智さんの本
● 自転車に乗るようになってからは,疋田智さんの著書を何冊か読んでいる。彼は元祖「自転車ツーキニスト」ですな。
でも,彼は10年前からメルマガを発行しているようで,それを今でも継続している。そのメルマガを読み始めたんだけど,全部はまだまだ読めていない。量的にはもちろん,質的にも相当充実しているので,これから楽しみに読み進めていきたいと思っている。
● で,これだけのものをタダで読ませてもらうのに,著書を全然買わないのは仁義に反するだろうというわけで,本屋で1冊購入した。『ものぐさ自転車の悦楽』というタイトルの本。フォールディングバイク,折り畳み式の小径車のことなんだけど,そのフォールディングバイクのお薦め本というか,フォールディングバイクのある生活を綴ったエッセイだ。
● この本,じつは前から気になっていた。なぜかというと,ぼくの自転車も折り畳み式ではないけれど小径車だからだ。
● ぼくの近辺でもスポーツ自転車をけっこう見かけるようになっているのだが,颯爽と走っているのはロードバイクだったりクロスバイクだったりする。
以前,爺さまのクロスバイクに全然追いつけなくてエッと思ったこともあった。車輪が小さいのでスピード勝負はできないのはいいとして,これで片道25キロを走ることじたい,ひょっとして無謀なのか。自転車の選択を間違ったのか。初歩的なミスを犯したのか。そういう不安が大きくなってきたんですね。
で,そうじゃないんだよ,その自転車でもいいんだよっていう答えが欲しいなと思っていたわけです。
● そこで『ものぐさ自転車の悦楽』を読んでみようか,と。
買ったその日に読んじゃいました。彼の「ものぐさ自転車」の肝は小径車の部分ではなく,折り畳み式にあるのだった。
が,25キロ程度走るのに向くも向かないもない。小径車でOK。そういうことだったのですね。
でも,彼は10年前からメルマガを発行しているようで,それを今でも継続している。そのメルマガを読み始めたんだけど,全部はまだまだ読めていない。量的にはもちろん,質的にも相当充実しているので,これから楽しみに読み進めていきたいと思っている。
● で,これだけのものをタダで読ませてもらうのに,著書を全然買わないのは仁義に反するだろうというわけで,本屋で1冊購入した。『ものぐさ自転車の悦楽』というタイトルの本。フォールディングバイク,折り畳み式の小径車のことなんだけど,そのフォールディングバイクのお薦め本というか,フォールディングバイクのある生活を綴ったエッセイだ。
● この本,じつは前から気になっていた。なぜかというと,ぼくの自転車も折り畳み式ではないけれど小径車だからだ。
● ぼくの近辺でもスポーツ自転車をけっこう見かけるようになっているのだが,颯爽と走っているのはロードバイクだったりクロスバイクだったりする。
以前,爺さまのクロスバイクに全然追いつけなくてエッと思ったこともあった。車輪が小さいのでスピード勝負はできないのはいいとして,これで片道25キロを走ることじたい,ひょっとして無謀なのか。自転車の選択を間違ったのか。初歩的なミスを犯したのか。そういう不安が大きくなってきたんですね。
で,そうじゃないんだよ,その自転車でもいいんだよっていう答えが欲しいなと思っていたわけです。
● そこで『ものぐさ自転車の悦楽』を読んでみようか,と。
買ったその日に読んじゃいました。彼の「ものぐさ自転車」の肝は小径車の部分ではなく,折り畳み式にあるのだった。
が,25キロ程度走るのに向くも向かないもない。小径車でOK。そういうことだったのですね。
2011年1月17日月曜日
2011.01.17 じつは秋から自転車離れをしてました
● 秋以降,ぼくの自転車に対する興味は萎え気味だった。乗ることが億劫に感じるようになった。それを跳ね返すために,たとえば疋田智さんの自転車本を読んだり,書店で自転車雑誌を立読みしたりするのだけれど,一時的な効果しかなかった。
カンフル剤を必要とするってことは,そもそも自転車が自分に合わないのかもしれないし(違ったタイプのものに買い換えると違った関係が生まれるのかも),瞬間風速的に無理を重ねてしまったところがあるのかもしれない。
● けれど,小学生のときから運動音痴だったぼくとしては,自転車は自分に残された最後の運動法だと思うし,初めて真岡まで自転車で通勤したときの充実感,翼を得たと思えた自在感をしっかり自分の中に定着させて,自転車と付き合っていきたいという思いはまだ持っている。
● 自転車を自分の生活の一部に取りこんでいること。そうじゃないと,付きすぎた贅肉をそぎ落とすこともままならないし,男の真ん中でいることも難しくなると,大袈裟にも思っている。
そのためには,代償として何ものかを支払わなければならないのだが,どうせ支払うなら気持ちよく支払えるようにしたい。そのためにどんな工夫ができるか。
カンフル剤を必要とするってことは,そもそも自転車が自分に合わないのかもしれないし(違ったタイプのものに買い換えると違った関係が生まれるのかも),瞬間風速的に無理を重ねてしまったところがあるのかもしれない。
● けれど,小学生のときから運動音痴だったぼくとしては,自転車は自分に残された最後の運動法だと思うし,初めて真岡まで自転車で通勤したときの充実感,翼を得たと思えた自在感をしっかり自分の中に定着させて,自転車と付き合っていきたいという思いはまだ持っている。
● 自転車を自分の生活の一部に取りこんでいること。そうじゃないと,付きすぎた贅肉をそぎ落とすこともままならないし,男の真ん中でいることも難しくなると,大袈裟にも思っている。
そのためには,代償として何ものかを支払わなければならないのだが,どうせ支払うなら気持ちよく支払えるようにしたい。そのためにどんな工夫ができるか。
2011年1月10日月曜日
2011.01.10 膝は大丈夫
● 仕事始めの4日に自転車通勤を試みて,寒さのせいか右膝が炎症を起こし,かまわずに5日にも自転車で出かけたら,けっこう傷めてしまった。
5日の帰りはバス&電車で帰宅し,翌6日は車で出勤。7日も車で出勤した。右膝の違和感が5日いっぱいで取れたので,別に医者には診てもらっていない。
6日以降は自覚症状は消えた。まったく問題ない感じ。だったのだけど,厳寒の早朝に自転車で出かけるのはまだちょっと怖くてね。
● 8日(土)は日中,県立図書館まで往復してみた。格好は普段のとおりだったのだけど,右膝は大丈夫だった。距離は真岡までの半分ほどしかないんだけど,距離が延びても問題はなさそうだった。ある程度の気温があれば,普通に走れることを確信した。
● 成人の日の10日には,地元を20㎞ほど走ってみた。けっこう走った気になれたが,やはり膝は異常なし。
● ぼくが乗ってる自転車は何度か書いているように,ネットオークションで手に入れた激安のミニベロ(車輪径の小さい自転車=小径車)だ。車輪が小さいからスピードは出ない。
ものの本には,その分,ミニベロならではのメリットがあると書いてあるんだけど,そのメリットっていうのは,取り回しが楽とか,街中をスイスイ走れるとかだったりする。田舎に住んでいるぼくにはあまり関係ないといえる。
● しいていうと,スピードが出ないことのメリットがあるかもしれない。安全走行になるとか,歩道を走るのにあまり遠慮せずにすむとか。ともあれ,長距離走行には向いていないことは確かだと思う。
のだが。世にミニベロフリークというのは存在するようで,メリットや向き不向きはどうであっても,とにかくミニベロがいい,と。ミニベロでツーリングもするし,ヒルクライムにも挑戦するぞっていう。そういうフリークが乗っているミニベロは,お値段もそれなりのもので,だからこそ入れこみ甲斐もあるというものなのだろう。
● 彼らの集まりに,ぼくのような自転車で参加すると顰蹙を買うんじゃないかと思う。それほどにぼくが乗っている自転車はまぁ安物なんだけど,それでもまだ自転車の性能をきちんと活かせていないと思っている。
まずタイヤの空気が甘すぎるはずだ。甘いから地面に接するタイヤ面積(接地面積というらしい)が大きくなる。その分摩擦が増えるから,前進するのにより多くの力が必要になる。
また,段差があった場合,チューブがへこみ,へこんだチューブがタイヤと車軸に挟まれて切れるトラブル(パンク)が増えることになる。
ぼくは携帯用の空気入れで空気を入れているんだけど,これではどうしたって充分な空気圧が確保できるはずはない。
● とわかりながら,今まで携帯用の空気入れで通してきたんだけど,これは怠慢が過ぎる。ちゃんとしたゲージ付きの空気入れを買おうと思う。
充分な空気を入れる。それで推進力が増すはずだ。楽に走れるようになるはずだ。
● もうひとつ,走るのが楽しくする工夫が足りない。たとえばサイクルコンピュータの設置だ。速度や走行距離がわかれば,走れば走ったなりのデータがフィードバックされることになる。それが自転車に向かう気持ちを後押ししてくれるのではないかと思う。
じつはネットオークションで一番安いサイクルコンピュータを買ったんだけども,安いだけあって取付けがうまくできず(極度の面倒くさがり),結局,捨ててしまった。
ただ今流行中のスマートフォンがサイクルコンピュータになる(無料のアプリがある),自転車に固定させるホルダーも数百円で買える。近い将来,このやり方を採用することになると思う。
5日の帰りはバス&電車で帰宅し,翌6日は車で出勤。7日も車で出勤した。右膝の違和感が5日いっぱいで取れたので,別に医者には診てもらっていない。
6日以降は自覚症状は消えた。まったく問題ない感じ。だったのだけど,厳寒の早朝に自転車で出かけるのはまだちょっと怖くてね。
● 8日(土)は日中,県立図書館まで往復してみた。格好は普段のとおりだったのだけど,右膝は大丈夫だった。距離は真岡までの半分ほどしかないんだけど,距離が延びても問題はなさそうだった。ある程度の気温があれば,普通に走れることを確信した。
● 成人の日の10日には,地元を20㎞ほど走ってみた。けっこう走った気になれたが,やはり膝は異常なし。
● ぼくが乗ってる自転車は何度か書いているように,ネットオークションで手に入れた激安のミニベロ(車輪径の小さい自転車=小径車)だ。車輪が小さいからスピードは出ない。
ものの本には,その分,ミニベロならではのメリットがあると書いてあるんだけど,そのメリットっていうのは,取り回しが楽とか,街中をスイスイ走れるとかだったりする。田舎に住んでいるぼくにはあまり関係ないといえる。
● しいていうと,スピードが出ないことのメリットがあるかもしれない。安全走行になるとか,歩道を走るのにあまり遠慮せずにすむとか。ともあれ,長距離走行には向いていないことは確かだと思う。
のだが。世にミニベロフリークというのは存在するようで,メリットや向き不向きはどうであっても,とにかくミニベロがいい,と。ミニベロでツーリングもするし,ヒルクライムにも挑戦するぞっていう。そういうフリークが乗っているミニベロは,お値段もそれなりのもので,だからこそ入れこみ甲斐もあるというものなのだろう。
● 彼らの集まりに,ぼくのような自転車で参加すると顰蹙を買うんじゃないかと思う。それほどにぼくが乗っている自転車はまぁ安物なんだけど,それでもまだ自転車の性能をきちんと活かせていないと思っている。
まずタイヤの空気が甘すぎるはずだ。甘いから地面に接するタイヤ面積(接地面積というらしい)が大きくなる。その分摩擦が増えるから,前進するのにより多くの力が必要になる。
また,段差があった場合,チューブがへこみ,へこんだチューブがタイヤと車軸に挟まれて切れるトラブル(パンク)が増えることになる。
ぼくは携帯用の空気入れで空気を入れているんだけど,これではどうしたって充分な空気圧が確保できるはずはない。
● とわかりながら,今まで携帯用の空気入れで通してきたんだけど,これは怠慢が過ぎる。ちゃんとしたゲージ付きの空気入れを買おうと思う。
充分な空気を入れる。それで推進力が増すはずだ。楽に走れるようになるはずだ。
● もうひとつ,走るのが楽しくする工夫が足りない。たとえばサイクルコンピュータの設置だ。速度や走行距離がわかれば,走れば走ったなりのデータがフィードバックされることになる。それが自転車に向かう気持ちを後押ししてくれるのではないかと思う。
じつはネットオークションで一番安いサイクルコンピュータを買ったんだけども,安いだけあって取付けがうまくできず(極度の面倒くさがり),結局,捨ててしまった。
ただ今流行中のスマートフォンがサイクルコンピュータになる(無料のアプリがある),自転車に固定させるホルダーも数百円で買える。近い将来,このやり方を採用することになると思う。
2011年1月5日水曜日
2011.01.05 今日も厳冬の自転車通勤
● 翌5日。今日は車で行こうかなぁと思ったんだけど,気を取り直して2日連続で厳寒の自転車出勤。前日の経験を踏まえて,手袋と靴下は二重にした。普通の手袋をはめて,そこに自転車用グローブをはめた。
ズボンは先月,ユニクロで買っておいた防寒ズボンを着用。上も1枚追加した。セーターのうえにフリースを着て,さらにベストではなくて袖のあるダウンジャケットを着用。
● 間違いなく効果はあったけど,最後のダウンジャケットはまずかった。これだけ着こむとさすがに走行中に汗ばんでくる。その汗の逃げ場がない。途中で,フリースを脱いで荷台に括りつけた。
● しかし。とにかくスピードが乗らなかった。車輪が小さいのでもともとスピードの出る自転車ではないんだけど,いつもよりだいぶ遅いような気がした。
ひょっとすると,防寒ズボンがサドルを滑って,ペダルに行くべき力を逃がしてしまっているのかもしれないとか,タイヤの空気があまいのかとか,原因を考えては見たけれど,いつもと違うところは別にないはずだ。タイヤの空気は3日にいれた。
● 中間地点の「道の駅はが」を通過したところで,昨日より10分余計にかかっている。そこから先も,ペダルが重い。なぜだ?
が,じきに理由がわかった。昨日傷めた右膝のせいらしかった。右脚に力が入らず,左足一本で漕いでいる感じなのだ。徐々に自覚症状が強まってきて,止まってしまいたくなってきた。
昨日よりじつに25分余計にかかって,ギリギリ遅刻を免れる時刻に事務所に到着。
途中,小枝を拾ってしまってチェーンが外れるというトラブルもあったりしたのだが,初めて自転車で通勤したときだってこんなにはかからなかった。
● 着いたときには足を引きづるしかなかった。更衣室は2階にあるんだけど,階段を登るのが難儀だった。昨日,帰るときには痛みも治まっていたので高を括ってしまったようだ。今朝も痛みや違和感はなかったので,右膝のことはまったく念頭に浮かばなかった。
今朝,きざした怠け心に委ねてしまうのが正解でしたね。
● 夕方には痛みは治まってて,普通に歩けるようになっていた。が,ここは大事を取って,自転車を置いて,バス&電車で宇都宮経由で帰宅。翌6日は車で出勤した。
ズボンは先月,ユニクロで買っておいた防寒ズボンを着用。上も1枚追加した。セーターのうえにフリースを着て,さらにベストではなくて袖のあるダウンジャケットを着用。
● 間違いなく効果はあったけど,最後のダウンジャケットはまずかった。これだけ着こむとさすがに走行中に汗ばんでくる。その汗の逃げ場がない。途中で,フリースを脱いで荷台に括りつけた。
● しかし。とにかくスピードが乗らなかった。車輪が小さいのでもともとスピードの出る自転車ではないんだけど,いつもよりだいぶ遅いような気がした。
ひょっとすると,防寒ズボンがサドルを滑って,ペダルに行くべき力を逃がしてしまっているのかもしれないとか,タイヤの空気があまいのかとか,原因を考えては見たけれど,いつもと違うところは別にないはずだ。タイヤの空気は3日にいれた。
● 中間地点の「道の駅はが」を通過したところで,昨日より10分余計にかかっている。そこから先も,ペダルが重い。なぜだ?
が,じきに理由がわかった。昨日傷めた右膝のせいらしかった。右脚に力が入らず,左足一本で漕いでいる感じなのだ。徐々に自覚症状が強まってきて,止まってしまいたくなってきた。
昨日よりじつに25分余計にかかって,ギリギリ遅刻を免れる時刻に事務所に到着。
途中,小枝を拾ってしまってチェーンが外れるというトラブルもあったりしたのだが,初めて自転車で通勤したときだってこんなにはかからなかった。
● 着いたときには足を引きづるしかなかった。更衣室は2階にあるんだけど,階段を登るのが難儀だった。昨日,帰るときには痛みも治まっていたので高を括ってしまったようだ。今朝も痛みや違和感はなかったので,右膝のことはまったく念頭に浮かばなかった。
今朝,きざした怠け心に委ねてしまうのが正解でしたね。
● 夕方には痛みは治まってて,普通に歩けるようになっていた。が,ここは大事を取って,自転車を置いて,バス&電車で宇都宮経由で帰宅。翌6日は車で出勤した。
2011年1月4日火曜日
2011.01.04 久しぶりの自転車出勤
● 新年の正月は九州や山陰など西日本では大荒れの天気に見舞われた。東北でも大雪でとんでもない目に遭ったドライバーがたくさん出たようだ。
わが栃木県では申しわけないほどの穏やかな3が日になった。元日は寒かったけれども,ぼくはずっと家に垂れこめていたので,寒さの影響はなかった。
● じつは,自転車通勤は昨年10月の27日以来になる。ずっとサボってたんですよ。寒くなったし,日が詰まってきたしっていうわけで。
でも,このまま終わってしまっては,あるいは暖かくなるまで待っていては,あまりに自分が情けなく思えてしまう。
● 何よりも,どうやらぼくは育ち盛りのようで(ただし,上にではなくて横に),どんどん太ってきている気配が濃厚にある。あえて体重計には乗っていないけれど。
健康診断ではずっと脂肪肝だと言われ続けているし,尿酸値,血糖値,中性脂肪,コレステロール値も危険水域に達しているか近づいているかだ。このまま太り続けてはいけないと,ぼくの理性はぼくに言う。
のだけれども,理性の言い分はまず通ることがない。目の前の安逸が優先される。分かっちゃいるけどねぇってやつ。
● ですが,年末の5日間,香港に行ってきた。そこで唐突に思ったんですよ,世界を相手に戦うにはまず体力だ,って。ぜい肉をそぎ落として体の線をシャープにしないと,世界の舞台には立つこともできない,って。
お前は世界を相手に何を戦うつもりだと突っこみたくなるでしょうが,ここはモノのたとえというか,たんなる言い回しに過ぎないと思ってください。
要は何の脈絡もなくそう思ったんですね。香港は九龍半島の突端にいて,ああ,ここには世界があるなぁと感じたんです。この世界を避けちゃいけないなって。
● ということで,体の線をシャープにするために再び厳寒の自転車通勤を始めたという次第です。
できれば,毎日続けたいと思います。少なくとも,週に5日の通勤のうち過半数の3日は自転車にしたいとも思っています。そうじゃないとシャープな体の線は作れないということが,経験上分かってますんで。
● それに。前にも書いたと思うのですが,車は重い。カローラでも1.5トン。したがって,60㎏の人間が車で移動すると,自動的に1.5トンが付いてくる。
60㎏の人間が移動できればいいわけですよ。なのに,1.5トンが付いてきちゃうってのは,どう考えても不合理。いずれはなくなるはずの化石燃料を使うとか,排気ガスを撒き散らすとかってことじゃなくて,不合理なのがひっかかる,と。
● これが自転車ならば,一緒に付いてくるのは10㎏でしかない。10㎏で60㎏の人間を移動させてくれる。まことに合理性の極致。合理は美。
● さらに。たとえば往復50㎞を自転車で移動できれば,自分はまだ男の現役でいるっていう実感を持てる(ような気がする)。
男の真ん中でいたいじゃないかと言って,トヨタマークXを運転してるのは違うじゃないか,と。自転車を運転しているべきだ,と。
● しっかし,寒かったですよ。格好は車で出勤するときと同じです(下着,カラーシャツ,セーター,ユニクロのダウンベスト)。そこに耳あてと手袋を追加しただけですが,体幹部はOKなんです。ユニクロのダウンベストはぼくのお気に入りでほぼ毎日着ているんですが,この防寒効果はたいしたものです。脚はずっと動かしてペダルを漕いでいるわけですから,これも多少の寒さは大丈夫。
問題は手と足の指先。これが痛くなるんですね。千切れそうだったとまでは言いませんが,冷たさが相当に堪えたのは事実。手には自転車用のグローブをはめているのですが,指先の寒さまでは防いでくれない感じ。足はもう靴下を二重に履くしかないかも。あるいは,防寒靴に換えるか。普通の運動靴で走ってきたので。
● これだけ間が空くと,体が元に戻っていて,尻や腰が悲鳴をあげるかと心配してたんだけど,どうやらそれはなさそうだ。朝は所要95分。まずまずの時間で到着できた。
が,右膝がおかしい。寒いところを走ったツケが膝に来たのかもしれない。これが続くようなら,下半身の防寒も考えないといけない。
● と,思いながら帰りの自転車に乗ったわけですが,帰りは135分を要した。「道の駅はが」での休憩を入れても,ちょっとかかりすぎた。若干,北風が吹いていて,それが向かい風になった。
汚い話で申しわけないんだけど,手鼻を3回かんだ。つまり,鼻づまりで呼吸がスムーズにできなかった。そういったことが理由かもしれないと思うんだけど,でもやっぱり体がナマってしまったのかなぁ。
わが栃木県では申しわけないほどの穏やかな3が日になった。元日は寒かったけれども,ぼくはずっと家に垂れこめていたので,寒さの影響はなかった。
● じつは,自転車通勤は昨年10月の27日以来になる。ずっとサボってたんですよ。寒くなったし,日が詰まってきたしっていうわけで。
でも,このまま終わってしまっては,あるいは暖かくなるまで待っていては,あまりに自分が情けなく思えてしまう。
● 何よりも,どうやらぼくは育ち盛りのようで(ただし,上にではなくて横に),どんどん太ってきている気配が濃厚にある。あえて体重計には乗っていないけれど。
健康診断ではずっと脂肪肝だと言われ続けているし,尿酸値,血糖値,中性脂肪,コレステロール値も危険水域に達しているか近づいているかだ。このまま太り続けてはいけないと,ぼくの理性はぼくに言う。
のだけれども,理性の言い分はまず通ることがない。目の前の安逸が優先される。分かっちゃいるけどねぇってやつ。
● ですが,年末の5日間,香港に行ってきた。そこで唐突に思ったんですよ,世界を相手に戦うにはまず体力だ,って。ぜい肉をそぎ落として体の線をシャープにしないと,世界の舞台には立つこともできない,って。
お前は世界を相手に何を戦うつもりだと突っこみたくなるでしょうが,ここはモノのたとえというか,たんなる言い回しに過ぎないと思ってください。
要は何の脈絡もなくそう思ったんですね。香港は九龍半島の突端にいて,ああ,ここには世界があるなぁと感じたんです。この世界を避けちゃいけないなって。
● ということで,体の線をシャープにするために再び厳寒の自転車通勤を始めたという次第です。
できれば,毎日続けたいと思います。少なくとも,週に5日の通勤のうち過半数の3日は自転車にしたいとも思っています。そうじゃないとシャープな体の線は作れないということが,経験上分かってますんで。
● それに。前にも書いたと思うのですが,車は重い。カローラでも1.5トン。したがって,60㎏の人間が車で移動すると,自動的に1.5トンが付いてくる。
60㎏の人間が移動できればいいわけですよ。なのに,1.5トンが付いてきちゃうってのは,どう考えても不合理。いずれはなくなるはずの化石燃料を使うとか,排気ガスを撒き散らすとかってことじゃなくて,不合理なのがひっかかる,と。
● これが自転車ならば,一緒に付いてくるのは10㎏でしかない。10㎏で60㎏の人間を移動させてくれる。まことに合理性の極致。合理は美。
● さらに。たとえば往復50㎞を自転車で移動できれば,自分はまだ男の現役でいるっていう実感を持てる(ような気がする)。
男の真ん中でいたいじゃないかと言って,トヨタマークXを運転してるのは違うじゃないか,と。自転車を運転しているべきだ,と。
● しっかし,寒かったですよ。格好は車で出勤するときと同じです(下着,カラーシャツ,セーター,ユニクロのダウンベスト)。そこに耳あてと手袋を追加しただけですが,体幹部はOKなんです。ユニクロのダウンベストはぼくのお気に入りでほぼ毎日着ているんですが,この防寒効果はたいしたものです。脚はずっと動かしてペダルを漕いでいるわけですから,これも多少の寒さは大丈夫。
問題は手と足の指先。これが痛くなるんですね。千切れそうだったとまでは言いませんが,冷たさが相当に堪えたのは事実。手には自転車用のグローブをはめているのですが,指先の寒さまでは防いでくれない感じ。足はもう靴下を二重に履くしかないかも。あるいは,防寒靴に換えるか。普通の運動靴で走ってきたので。
● これだけ間が空くと,体が元に戻っていて,尻や腰が悲鳴をあげるかと心配してたんだけど,どうやらそれはなさそうだ。朝は所要95分。まずまずの時間で到着できた。
が,右膝がおかしい。寒いところを走ったツケが膝に来たのかもしれない。これが続くようなら,下半身の防寒も考えないといけない。
● と,思いながら帰りの自転車に乗ったわけですが,帰りは135分を要した。「道の駅はが」での休憩を入れても,ちょっとかかりすぎた。若干,北風が吹いていて,それが向かい風になった。
汚い話で申しわけないんだけど,手鼻を3回かんだ。つまり,鼻づまりで呼吸がスムーズにできなかった。そういったことが理由かもしれないと思うんだけど,でもやっぱり体がナマってしまったのかなぁ。
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