● 仕事始めの4日に自転車通勤を試みて,寒さのせいか右膝が炎症を起こし,かまわずに5日にも自転車で出かけたら,けっこう傷めてしまった。
5日の帰りはバス&電車で帰宅し,翌6日は車で出勤。7日も車で出勤した。右膝の違和感が5日いっぱいで取れたので,別に医者には診てもらっていない。
6日以降は自覚症状は消えた。まったく問題ない感じ。だったのだけど,厳寒の早朝に自転車で出かけるのはまだちょっと怖くてね。
● 8日(土)は日中,県立図書館まで往復してみた。格好は普段のとおりだったのだけど,右膝は大丈夫だった。距離は真岡までの半分ほどしかないんだけど,距離が延びても問題はなさそうだった。ある程度の気温があれば,普通に走れることを確信した。
● 成人の日の10日には,地元を20㎞ほど走ってみた。けっこう走った気になれたが,やはり膝は異常なし。
● ぼくが乗ってる自転車は何度か書いているように,ネットオークションで手に入れた激安のミニベロ(車輪径の小さい自転車=小径車)だ。車輪が小さいからスピードは出ない。
ものの本には,その分,ミニベロならではのメリットがあると書いてあるんだけど,そのメリットっていうのは,取り回しが楽とか,街中をスイスイ走れるとかだったりする。田舎に住んでいるぼくにはあまり関係ないといえる。
● しいていうと,スピードが出ないことのメリットがあるかもしれない。安全走行になるとか,歩道を走るのにあまり遠慮せずにすむとか。ともあれ,長距離走行には向いていないことは確かだと思う。
のだが。世にミニベロフリークというのは存在するようで,メリットや向き不向きはどうであっても,とにかくミニベロがいい,と。ミニベロでツーリングもするし,ヒルクライムにも挑戦するぞっていう。そういうフリークが乗っているミニベロは,お値段もそれなりのもので,だからこそ入れこみ甲斐もあるというものなのだろう。
● 彼らの集まりに,ぼくのような自転車で参加すると顰蹙を買うんじゃないかと思う。それほどにぼくが乗っている自転車はまぁ安物なんだけど,それでもまだ自転車の性能をきちんと活かせていないと思っている。
まずタイヤの空気が甘すぎるはずだ。甘いから地面に接するタイヤ面積(接地面積というらしい)が大きくなる。その分摩擦が増えるから,前進するのにより多くの力が必要になる。
また,段差があった場合,チューブがへこみ,へこんだチューブがタイヤと車軸に挟まれて切れるトラブル(パンク)が増えることになる。
ぼくは携帯用の空気入れで空気を入れているんだけど,これではどうしたって充分な空気圧が確保できるはずはない。
● とわかりながら,今まで携帯用の空気入れで通してきたんだけど,これは怠慢が過ぎる。ちゃんとしたゲージ付きの空気入れを買おうと思う。
充分な空気を入れる。それで推進力が増すはずだ。楽に走れるようになるはずだ。
● もうひとつ,走るのが楽しくする工夫が足りない。たとえばサイクルコンピュータの設置だ。速度や走行距離がわかれば,走れば走ったなりのデータがフィードバックされることになる。それが自転車に向かう気持ちを後押ししてくれるのではないかと思う。
じつはネットオークションで一番安いサイクルコンピュータを買ったんだけども,安いだけあって取付けがうまくできず(極度の面倒くさがり),結局,捨ててしまった。
ただ今流行中のスマートフォンがサイクルコンピュータになる(無料のアプリがある),自転車に固定させるホルダーも数百円で買える。近い将来,このやり方を採用することになると思う。