2015年9月30日水曜日

2015.09.30 毎日乗ることが最良の手入れだと思う

● 万年筆もそうだけれども,自転車も毎日乗ることが最良の手入れになると思う。使わないで放置すると短期間で傷む。
 楽器もそうだね。ピアノもヴァイオリンも使わないでいると傷んでしまう。

● ドッペルにはとにかく通勤で乗っている。自転車も喜んでいるのではないかと勝手に思っている。
 モノは可愛がってやらないといけない。可愛がるとは,手入れする以前に,大事に毎日使ってやることだ。

● この点については,ぼくはわりと自信がある。自転車に限らず,ペン,手帳,パソコン,スマホもけっこう大切にしているし,毎日使っている。
 モノにも命があるという感覚がある。小さい頃からあったような気がするが,定かではない。

● 安い品でも可愛がることはできる。効果だから感情移入が容易になるということではない。自転車もしかりで,ドッペルを可愛がれそうな気がしている。
 安い品を可愛がることができれば,これ以上にコストパフォーマンスがいいことはない。

2015年9月24日木曜日

2015.09.24 自転車通勤についてとりあえずのまとめ

● 自宅から職場までは片道8㎞。しかも,アップダウンがない。さらに,田んぼ道と五行川の堤防を走ってこられるので,車の排気ガスを浴びることもない。
 ゆえに,かなり快適な自転車散歩(ポタリングといいますな)になる。つまりは,通勤がレジャーになる。
 ぼくが自転車で通勤しているのは,そういう理由によるものです。以上,終わり。

● なんですが,以下に蛇足を付け加えます。
 自宅から最寄駅まで歩き,ホームで電車を待ってひと駅乗る。ついた駅から職場まで歩く。以上に要する時間より,自転車の方が短時間ですむんですよ。
 これは神様が自転車で行けと言っているとしか思えないじゃないですか。神様には従わなければならないでしょ。

● もちろん,車ならもっと造作がない。自転車より楽だ。けれども,わが家には車は1台しかない。2台持つのは,諸般の事情からしてけっこう厳しい。
 で,その1台は奥様がお使いになっている。わが家は共稼ぎで,彼女の職場はぼくよりもっと近いところにあるかに思われるんだけど,「私が使うんだからねっ。アンタは乗っちゃダメでしょ」と仰せられる。ぼくは勝ち目のない戦争はしない主義なんですよ。

● メタボの問題もある。ほとんどの中高年がそうだと思うんだけど,放っておくと体重は増える一方だ。ぼくもその例にもれない。
 色々やりましたよ。昼食を抜いたり,家の周りを数㎞歩いたり。でも,いずれも効果がなかった。
 かといってですよ,わざわざジムに行って運動するという選択肢は私にはないわけですよ。まず,続かないと思うしね。運動のための時間をわざわざ作ることなんかできない。やってる人は偉いと思う。
 それにお金がかかるしね。

● 中高年にとっての運動というのは,運動のために運動するのではなく,何か別に目的があって,その目的を達成するための手段として行うというふうでありたい。
 その点,自転車通勤はあくまで通勤が目的であって,そのために自転車を漕ぐことになるわけで,なかなかに具合がよろしい。
 それでもって,メタボ撃退にも確かに効果があるように思われる。少なくとも,毎日続ければ。
 実際問題としてですよ,ジムに行ってお金を払って動かない自転車を漕いで,何が面白いのだ?

● 通勤に自転車を使えばですよ,風は受けるし,春なら小鳥の鳴き声も聞けるし,川の流れを見ながら,自然に比べればオレの一生なんて短いものだなぁと哲学に浸ることもできる。
 時期によっては田んぼに農薬をまいているところに遭遇し,農薬を吸い込むことだってできるんだからね(ま,これはあまりありがたくない)。
 なにより,タダですよ。タダ。どうですか? いいことだらけでしょ。

● 自分の健康に良くて,家計を助け,自らが排気ガスを生産することを免れる。だいたいですよ,車で移動すると自分の体重プラス1.5トンが一緒に動くことになるんですよ。軽自動車ならその半分くらいかもしれないけど,それでも数百㎏が自分と一緒に動いてしまう。
 それが自転車なら,自分の体重のほかに動くのはせいぜい15㎏でしかない。どうですか,美しいじゃありませんか。ムダを省きに省いたその先の姿がこれですよ。

● あとね,自転車は夢をくれますよ。
 たとえばですよ,ぼくは退職したあとの心配なんてぜんぜんしてませんからね。まず,半年くらいかけて自転車で日本一周をするでしょうね。ここでも奥様の反対が予想されるんだけど,もうね,勝手にやらせてもらいますよ。世間体とか気にする必要ないですもんね。テントを積んで1日3千円くらいであげたいなと思ってますよ。
 奥様にしたって,その程度だったら,ぼくが家にいないほうがいいと賛成するかもしれない。

● で,それが終わったら,世界一周ですよ。これは最低3年でしょうね。最低ですよ。その途中に何かのトラブルに巻き込まれて異国に死すなんてことになっても,悔いなんてありませんよ。
 という具合にね,夢をくれますよ,自転車は。

2015.09.20 ダイソーでブレーキシュー,オイル,瞬間パンク修理剤を購入

● 安いドッペルに乗っていることのメリットは2つある。ひとつは盗まれる心配をしなくていいこと。盗む方だってリスクを冒すわけだから,ドッペルなんぞに手を出そうとは思わないだろう。その点では気楽なものだ。

● もうひとつは,ダイソー(Seriaでもいいけど)で売られているメンテ用品を心置きなく使えることだ。もともと安物なんだから。
 で,後輪のブレーキの利きが悪くなっているので,ブレーキシューを交換してみようかと思って,ダイソーで購入に及んだ。

● ついでに,オイルも。瞬間パンク修理剤もあったので,それも。パンク修理剤だけは200円(+税)。
 前照灯もダイソーで買ったのを装着している。パンク修理のパッチ(とゴム糊)だけはカンセキで買ったけど。

● ドッペルはママチャリと同じ英式バルブなので,ダイソーでたいてい間に合ってしまうんですな。
 要するに,メンテもいたって安くすみますよ,と。

2015年9月14日月曜日

2015.09.14 安心感が増したドッペル君で自転車通勤

● 今年の夏は残暑がなかった。自転車で通勤するにはありがたいといえばありがたい。でも,まだ職場に着いたら着替えるやり方。
 半袖Tシャツに半ズボンで自転車を漕ぎ,着いたら着替える。出がけには肌寒いほどだけれども,じきに気にならなくなる。

● 田んぼ道と川の堤防を走るので,じつに爽快。通勤がレジャーになるとはこういうことか。
 自転車を漕いでいるときは,何も考えてない時間が長い。何も考えてないんだから無念無想といっていいだろう。これを自転車禅と称する。
 電車に座っていると,こうはいかない。あれこれと考えだし,煩悩にまみれることになる。

● もちろん,イヤホンを耳に突っこんだりはしない。むりな横断もしない。歩行者がいたら,かれらを最優先にする。いたって交通法規は守っている。模範的な自転車乗りだな。
 スピードは出していない(平均速度は15㎞/h)。急がなきゃとも思っていない。

● ツール・ド・栃木の続きをやりたいが,なかなか都合をつけられないでいる。忙しいわけじゃないんだけど。

2015.09.12 ドッペル君の前輪ブレーキが利くようになった

● 7日に小雨の中を自転車で通勤した。ら。自転車にいくつか異変らしきものが発生した。ひとつはブレーキの利きが悪くなったこと。

● 前輪ブレーキは最初から利かなかった。っていうか,届いたときには利くように調整されていたと思うんだけど,前輪を装着するためにいったん開放したあと,元に戻す。そのときうまくいかなくて,片側がリムにくっつくようになってしまった。
 それを避けるために,ブレーキケーブルをゆるめたら,今度はブレーキをかけても一方のブレーキシューがリムに届かなくなった。いわゆる片利きの状態。

● まぁ,後輪のブレーキは利くんだから,そのまま乗っていた。もともとスピードは出さない(出せない)ほうだしね。
 ところが,その後輪のブレーキが利かなくなった。下り坂は押して歩かないと危険だ。
 この1日でシューがすり減った? 停まった状態で確認するとしっかりホールドしているようなんだけど。

● 前ブレーキはかけるとレバーを放しても元に戻らなくなった。そのたびに手で戻してやらなければならない。
 ハンドルが重くなった。左右へ曲げるのに少し力を加える感じっていいますか。
 あちこちにサビも浮かびだした。前日まではなかった症状。ちょっとの雨でこうなるのかね。

● 翌日からはもっと強い雨が続いたので,電車で通勤した。次の自転車通勤は11日。上の症状はそのまま持続していた。

● ところが。12日にある本を見ていたら,ブレーキの調整の仕方が乗っていて,それにしたがっていじっていたら,前輪のブレーキが利くようになった。やったね。
 同時に,レバーを放しても元に戻らない症状も治ってしまった。ハンドルも軽くなった。このあたりはどうなっているのかわからん。
 後輪ブレーキの利きとサビはそのままだけど。

● パソコンなんかだと何だか理由がわからないで不具合が発生し,同じく何だからわからないうちに直るということは何度も経験したけれど,自転車でも同じことが起こるとは。
 後輪ブレーキの利きが甘くなったのはそのままだけど,前輪がきちんと利くので,とりあえずは今までよりもずっと安心。

2015年9月10日木曜日

2015.09.10 まだ見ぬ日本一周の夢 2

● すでに自転車で日本を一周した人,している人のブログをいくつか覗いてみた。“自転車 日本一周”で検索して,出てきたブログをザッピングしていく。
 当然,若い人たち(20代)のブログが多いわけだけれど,なんか内容は似たようなものだなと感じた。日本一周だとこうならざるを得ないか。

● 気になったのは,彼らが自転車での日本一周を何か大層なものと捉えているように思われることだ。装備なども必要以上に仰々しく用意しているように思われる。
 自転車旅って基本は長距離のポタリングだと思っている。ポタリングにそんなに装備がいるんだろうか。
 日本国内の話だ。野宿しながらといっても,たいていのものは現地調達できる。そうそう事前に万全を期すこともあるまいと思う。

● 仕事を辞めて日本一周に出かけている人もいる。やろうと思えば辞めるしかないわけだけれども(連続3ヶ月の休暇は取れないだろうから),日本一周は仕事と引き替えるほどの価値があるものなのか。
 自転車日本一周を実態より大きく受けとめてしまっていないか。

● ひょっとしたら,彼らはダメダメ人間なのじゃないか。自転車で日本一周に出たいから仕事を辞めたんじゃなくて,まず辞めたいのが先にあって,その言い訳として日本一周というお手軽なものを拵えたというのが事の順序だったりしないか。

2015.09.09 自転車用の雨具を買うか

● 8日も小雨。7日より気温も低めだったので,この日は電車で出勤した。
 でも,地元の中学生の女の子たちが,上下に分かれたカッパを着て,自転車で登校しているんですよねぇ。彼女たちを見てると,自分がヘタレに思えてきてね。

● でも,今朝はもっとすごい雨。台風が来てるんだから。そんな中でも,中学生はカッパを着て通学しているのだった。偉いな,中学生。
 小学生も黄色いポンチョを着て歩いていた。偉いな,小学生。

● ってか,自分もそうだったんですよね。彼らの年齢のときには。雨だから親が送り迎えするなんて,誰にとってもあり得なかった。
 それが大人になって車を使えるようになり,苦を避けるようになり,便利に飛びつくのがあたりまえになり・・・・・・。
 これを堕落というのは,自分にとって酷かもしれないけれど,それでいいのか,オレよ。

● 自転車用の雨具を買おうかと思う。バイク用のレインウェアがいいですよ,という意見がブログに載っていた。なるほど。
 多少の雨なら濡れたっていいんだけど(特に復路はね。家に着いてから風呂に入れば,すべて解決するんだし),今日くらいの雨だとそうもいかない。

● 雨具を買って,小学生や中学生と同じように,雨の日でも自転車で通勤できるようになりたいかな,と。

2015年9月8日火曜日

2015.09.07 雨の日に自転車出勤

● ちょっと降っていたんだけど,気合いで出かけることにした。着替えは当然,カバンに入れる。その着替えも含めて荷物はスーパーのレジ袋に入れてからカバンに詰めた。
 たいした降りではなかったので,それでまったく問題はなかった。

● 雨具はもっていない。ポンチョもカッパもなし。身体は濡れてもかまわないんですよ。困ることなんてないからね。着いてからタオルで拭けばそれであい済み。

● ただし,ブレーキの効きは極端に悪くなった。特に復路。復路も少し降っていたんだけど。
 それでなくても,もともと効きが甘いわけでね。勾配のきつい下りは怖いですな。そんな下りは通勤経路にはないんだけども。

● 結論は,この時期だったら,少しくらいの雨だったら自転車通勤はありだな,というもの。この時期だったら。

2015.09.06 ドッペル君のタイヤを交換してから

● 片道8㎞の自転車通勤に使っているだけなんだけど,パンクは一度もない。高級なタイヤじゃない。普及品なんですよ。
 それでも,安心感がだいぶ違う。ドッペルのデフォルトのタイヤ,あれでいいのかね。

● あと,ブレーキシューもね。どんどん減る。もちろん使えば減るものなんだけれどもねぇ。
 ブレーキシューの交換くらいは自分でできる。減っても換えればいいだけの話ではあるんだけど。

● 値段を考えてくださいよ,ってことだね。この値段なんですよ,と。
 タイヤやブレーキシューの交換に要する費用など,たいした額ではないしね。ただね,たいした額ではないんだから,デフォルト状態をもう少し考えてもいいのかもなぁ。

● とにかく。タイヤを換えて安心感が増した。自転車のパーツの中でも,乗り手に影響を感じさせる部分なのだろうな。
 っていうかですね,デフォルトのタイヤがちょっとどうなのかってことなんですよね。

2015年9月3日木曜日

2015.09.03 まだ見ぬ日本一周の夢

● 自転車で日本を一周してみたい。もしやるとしても,やれるのは還暦をすぎてからになる。若い頃にはこんなことは考えもしなかったので,還暦を過ぎてからやるのは仕方がない。
 思いたったときがベストのタイミングなのだと思うことにする。

● とはいえ,若い人のようにはできないだろう。チョロッと実行者のブログをながめてみた。
 会社を辞めて日本一周に出た人もいる。そんなことのために会社を辞めていいのかと思ってしまうのだが,思ってしまうほうが古いのだろう。やりたいことをやらなくて何の人生か,と言われれば,それはそうだなと思うし。

● で,そうしたブログを見てみると,1日3,000円でやっていたりする。野宿を基本にしているんでしょうね。夕食はスーパーのタイムサービスで半額になった弁当ですませていたりもする。
 それだと石田ゆうすけさんのような面白さは出ないのだろうと思う。そればかりだと。
 せっかく野宿するのなら,きっちり自炊したほうがいいのじゃないか。ま,自分でできるかと考えると,やはりスーパー弁当に走りそうだけどね。疲れたときの自炊はシンドいだろうからね。

● 還暦すぎとなると,野宿は気が引ける。やったことがないので敬遠している部分もあると思うんだけど。
 基本,宿に泊まることにして,1日7,000円でやれないかと思う。3ヶ月で終われば630,000円。1年かければ2,555,000円。
 けっこう,かかるね。1年間の総生活費が2,555,000円なら安いか。いやいや,安くないよな。

● 日本一周を機に野宿も憶えてみるか。1日3,000円に挑戦。これなら1年間でも1,095,000円ですむぞ。
 自分は年なんだから若い人と同じようには,と考えてしまうことじたい,常識に縛られすぎかもしれないもんね。年をとってから人生初体験をたくさん経験できるのは,
 日本一周もドッペル君でやろうと思っているんだけど(それまでドッペル君が保っていればの話),そのときはサイクルトレーラーをつなごうかと思っている(かなり足に来ますかね)。

● 自転車は鍛錬よりも慣れだと思うので,体力とか年齢とかあんまり関係ないと思うんですよね。スピードを競うとかブルベとかはまた別の世界だけれども,自転車旅って基本は長距離のポタリングだと思うので。