2011年2月27日日曜日

2011.02.27 1号で宇都宮へ,2号で益子へ

● 26日はヨメが病院に行くというので送っていった。これがけっこう長びいて,自転車に乗る時間は残らなかった。その代わり,27日はたっぷり乗れた。
 まず,朝8時過ぎに家を出て県立図書館へ。1号を使用。20日の事故経験から学んで,交差点付近ではスピードを殺すようにしました。

● が,最近取り付けた後尾灯が道路に落ちて割れた。取付部が少し緩かったのがいけない。まさか外れるとは思わなかったのだが,これは思わない方が悪い。
 でも本体は大丈夫だったので,テープで補強してやればまだ使える。貧乏ったらしくなるけど。それと雨の日は使えないけど(テープが剥がれてしまうから)。翌日,うまいこと補強して固く取り付けることができた。
 これで1号では3回続けてトラブルに見舞われたことになる。2号を買ったために1号がヘソを曲げたのかと思ってしまうわけだが,そんなことのあるはずもない。あくまで偶然なんだけどね。

● このまま春になるんですかねぇ,とても気持ちがいい自転車日和でしたよ。暖かくて,手袋も春・夏用に替えた。指先が裸で出るようになっているやつ。もちろん,上はセーターで充分だった。
 こんな日に自転車で走れるなんて幸せだよなぁと,マジで思いますよ。これで4号線が走りやすければ言うことはないんだけれども,贅沢を望んだら切りがないからね。

● いくつもの自転車本を読んでいる。著者の多くは首都圏に住んでいる人たちだ。彼らは4号線より交通密度が高いであろう道路の車道を走っている。歩道も自転車通行可になっているのかもしれないけれども,こちらは当然大勢の歩行者が歩いているはずであって,自転車では走りづらいに違いない。
 この点,田舎は違う。歩道を歩いている人がほとんどいませんからね。田舎の人は歩かない。ちょっとした移動も車で行う。歩道は(児童の登下校の時間帯を除くと)事実上の自転車レーンになっている。

● それゆえ,自転車側はスピードを出しがちで,仮に事故ると深刻になることが多いだろうとは思われるんだけど,でも事実上の自転車レーンが整備されている状態ではある。かなり恵まれているというべきなのかどうなのか。

● 今度は2号に替えて,11時半に益子に向けて出発。五行川のサイクリングロードから国道123号に入った。車では何度も走っているから,知らない風景ではない。けれども,サドル上から見える景色はまた別。
 レーパンでロードバイクに乗っている男3人が隊列を組んで走り去っていった。シャッシャッという響きを残して。余裕で40キロは出ているだろう。ぼくには絶対に出せないと思われるスピードだ。競輪学校の生徒が練習しているんだろうか。すごいものだと思う。

● 思うけれども,こちらはこちらのスピードで走るしかない。ポタリング的走り方ですね。それでも,家を出てから90分後の1時には益子町民会館に着いていた。この度も「道の駅はが」で休憩している。それで90分だからね。
 初めての道は遠く感じるものだけれど,真岡より近いとは思えないから,27インチに替えた効果なのかなぁ。そうだとすればちょっと嬉しいんだけど。

● 帰りはさすがに疲れが出たが,無事帰宅した。所要,2時間弱。トータルで75キロも走ったろうか。満足した。が,75キロでこれだけ疲労するとなると,百キロはけっこうきついかも。

2011年2月21日月曜日

2011.02.21 暖かさを実感

● メタボ撃退のために自転車に乗る機会を増やすことを考えないと。そのためにはすでに決まっている移動を自転車でするのがいい。自転車に乗るために,どこに行くかを考えるより。
 2台の自転車を活用しないとな。

● 昨年,猛暑の夏に五行川を下館まで下った。これで100キロ走行を達成したと思ってしまったのだが,せいぜい80キロくらいでしょうね。以来,それより長く走ったことはないので,いつか100キロを達成したい。

● 自転車通勤も本格的に復活させたい。と思うのも,暖かくなってきたからですね。長い冬眠から醒める時期になった。動きたくてムズムズする感じ。
 桜が咲いてすっかり春になってしまうと,もうどうでもよくなるので,冬は過ぎたけれどもまだ春は来ないっていうあわいの時期が,つまり胎動期だ。

● 21日の週がまさにそれ。寒さも弛み,天気もよく,自転車で通勤するのに絶好な日が続いたのに,家庭の事情というのもあって,なかなか自転車に跨る気になれずにいた。
 のだが,25日(金)は久しぶりの自転車通勤を果たした。7日(月)以来。今年4回目。2号では2回目。

● 7日は濃い霧がかかっていたんだけど,この日も同じ。違うのは,7日はその霧が洋服や眼鏡や髪にくっついて,事務所に着いたときにはあたかも氷の洋服を着ている感じになったのに対して,今回はしっとりと濡れたこと(着いてから体が冷えた)。
 温度がだいぶ違っていた。手袋も靴下も二重にする必要はなくなったし,ズボン下の着用も不要。自転車だからといって特段の防寒着は要らなかった。それで右膝の故障も出なかった。

● 今回は前よりも速くペダルを回せるようになっていた。気のせいでもなくて,今までは自宅から中間点の「道の駅はが」までは速くても45分かかっていたのが,今回は40分で通過できた。後半やや失速したものの,事務所までの所要時間は83分で,これまでの最短。80分までは短縮できるのではないか。
 一般道との交差部で通過する車を待つ時間が問題になるが。

● けれども24,5キロでこれだけかかっているのだから,スピードはあまり出せていないってことですね。年齢からしてスピードにこだわるのは無謀だと理解はしているんだけど,ある程度のスピードは保持していないと自転車の効用は減殺される。スピードがあればこそ,遠くまで行く気にもなれるわけでね。自転車を自分の翼にするには,スピードって大事。
 でも,年齢からすればこのスピードでいいかなぁと思ったり。堂々巡りになるんだけど。

● 汗をかき始めるまでの時間も短くなった。そろそろ事務所に着いたあとの着替えをリュックに詰めて出た方がいいようになるね。
 帰りは午後休暇を取れたので,暖かい中を走った。途中でダウンのチョッキを脱いでセーターで走った。途中,「道の駅はが」で休憩したのに90分間で帰宅できた。復路では自己新の短さだ。
 トップギアに入れたもペダルがくるくる回る。これはね,じつは追い風を受けていたんですよ。「道の駅」で気がついたんだけどね。幟が南風にはためいていて。追い風って気がつかないものなんです。風を切って走ってるからね,正面から風を受けているわけなので。

● 向かい風のみならず,横からの風も向かい風と感じてしまいがちだ。走行を妨げる風はずべからく向かい風に感じがちなんですよ。
 ということは,自転車乗りにとって向かい風以外の風は吹かないってことになるわけです。
 ともかく,この日は気持ちよく走れた。

2011年2月20日日曜日

2011.02.20 再び,ヒヤッとした件

● 先月29日にサドルが飛んだ自転車の件。当日,岡本のセキチューでネジとナットを買って応急処置をした。が,それだとキチッと締まらない。ネジとナットが一緒に廻ってしまうんですよ。
 もともとは一緒に廻らないような形状のナットが付いていたんだけど,それは飛んだときに行方不明になってしまった。

● で,ワッシャーを買って挟んでみた。それでもやっぱり廻ってしまうんだけど,隙間に棒を入れて押さえて,どうにかこうにか締めつけることができた。まだ,ちょっとはガタガタいうんだけどね。

● で,20日にその自転車で県立図書館まで走ってみた。ギアが軽いことにあらためて気がついた。この自転車は前が2段,後ろが7段なんだけど,最も思いギアに入れても,前はシングルで後ろが6段という2号の最も重いギアよりはるかに軽い。
 1号も2号も前世紀仕様ですな。

● 乗り味も1号の方が柔らかい。これはタイヤのせいだ。1号の方がタイヤが太いんですね。
 距離が10キロ程度なら,2号より1号が向いている。それから,いわゆる街乗りには1号が向く。小ぶりで取り回しが楽だからね。ゆえに,宇都宮に行くときは基本的に1号を使うことになりますね。

● ところで,この日もトラブルに遭ってしまった。場所は栄町の交差点。県庁前通りと藤原街道の交差するところ。
 要は自転車どうしの正面衝突。双方とも歩道を走っていて,ぼくが県庁前通りを東から西へ,相手が藤原街道を南から北へ走っていて,曲がり角のところでゴツン,と。
 この危険性はよく言われている。自転車事故はそのほとんどが交差点で起こっている。ま,そのひとつを実地体験させられたってこと。

● 自転車は基本的には車道の左端を走ることになっているけど,自転車通行可の表示のある歩道なら(歩道のほとんどがこれに該当する),その歩道を走ってもいいことになっている。
 問題は,この場合,どちら側の歩道を走ってもかまわないことになっているところ。対面交通になるわけだ。ゆえに今回のような事故が起こる。
 両側に歩道がある場合は,自転車は左側の歩道しか通行してはいけないことにすべきだという意見は前からある。ぼくは一応,その意見に従っていて,左側の歩道を走ることにしている。今回もそうだった。が,かといって,相手がルール違反だと決めつけることはできない。

● ぼくの今後の課題は怖かろうも車道を走るようにすることだ。それと,歩道を走っているときにはスピードを抑えることと,周辺環境から危険を察知するよう注意すること。
 自転車どおしだから,ぶつかって終わりで,あとは何もなかった。こういうときは,安い自転車に乗ってると気楽ですね。

2011年2月8日火曜日

2011.02.08 自転車のあれこれ

● いつも帰宅後はヨメが作ってくれた料理を肴にウィスキーの水割りを呑んでる。だから,夜は何をするってわけじゃないんだけど,通勤にこれだけの時間を費やすと,家では何もできないなぁって思ってしまうんですね。通勤で時間を取られるから何もできない,って。
 じつは,それだけじゃないんだけど。

● このあたりも自転車通勤が定着しない理由のひとつではあるかもしれない。そもそも,片道25キロは毎日自転車で通うには長すぎる距離なんだと思う。そこを乗り越えたいと思っているんだけど。

● 2号に前照灯を装着した。1号から取りはずしたもの。ハンドルの中央部に設置できた。1号ではハンドルの右端に近い位置に取り付けていたんだけど(そこしか空きがなかったので),中央部に変えただけでだいぶ見やすくなった。同じライトとは思えないほど。これは意外な収穫。
 あとはスピードメーター(サイクルコンピュータ)を取り付けたい。前に安いのを買った。タイヤのスポークにセンサーを付けて,その回転数を読んでスピードや距離を表示するっていう仕組みのやつ。が,線がゴチャゴチャするんで,結局使わずに捨ててしまった。

● スマートフォンがサイクルコンピュータの役割をしてくれるんで,スマートフォンを自転車に取り付ければいい。固定ホルダーはいくつも市販されている。
 スマートフォンには興味がある。Googleが開発したOSを搭載したスマートフォンが昨年12月に各キャリアからドッと出された。今さらiPhoneでもあるまいと思っているので,GoogleOS製品からひとつ選ぶつもりで,その機種まで決めていたんだけど,どうも買いそびれちゃって。
 今から買うんだったら次期のモデルを待った方がいいかなと思っている。4月頃になるかな。

● 自転車保険にも入っていた方がいいと思ってて,遅ればせながら申し込みをした。保険料が7千円かかる(家計からってことにはならないので,ぼくのヘソクリ貯金から出す)。こちらも4月からなんで,4月からぼくの自転車インフラも整ってくるかなと思う。

● 翌日も自転車で出勤したのかって? ダメ。翌8日は曇っていたうえに寒さがぶり返した。そもそも6時には起きられなかった。車で出勤しましたよ。もう年だ。無理はすまい。

2011年2月7日月曜日

2011.02.07 ひと月ぶりの自転車通勤

● 7日は1月5日以来の自転車出勤を果たした。2号が来たってことの効果ですかね。車で出かけるのと同じ格好で出た。手袋や靴下の二重履きもなし。ただし,最近買ったパッド付きのインナーを穿き,ズボン下を装着した。これでまったく問題はなかった。右膝の異常発生もなし。

● この日は霧が濃くてね,相当に濃い霧で,ヒヤッとする局面があった。
 サイクリングロードを入っていて,一般道と交差するところでは必ず停まった。見通しがまったくきかないのだから,停まる以外にない。で,停まって通り過ぎる車を見送って,さぁ行こうとしたところへ次の車が来た。ライトをつけていなかったので,すぐそばに来るまで気づかなかった。こういうときはライトをつけて走って欲しいぞ。

● 霧の水滴がセーターに付いて,それが氷片になる。眼鏡にも氷がはった。事務所に着いてから気がついたんだけど,髪の毛も氷で覆われていた。
 でも,寒さはさほど感じませんでしたね。ペダルを漕いでいるときはむしろ汗ばむほどだった。問題は事務所に到着してから。グングン冷えてくるのでね。

● とはいえ,ひと月前とは寒さの質が違う。寒さが緩んだのは4日前からだけどね。この4日間で一気に春に近づいた感じ。立春はダテじゃない。このまま直線的に暖かくなるわけでもないと思うけれども,そろそろ冬眠から醒める時期になってきたなと思う。

● ところで。2台目の自転車は27インチタイヤ。20インチから27インチになったことで,だいぶスピードが付き,自宅から事務所までの所要時間も大幅に短縮するのではないかと思っていたんだけど,とんでもない。
 この日も90分かかった。霧のせいもあったかもしれないけど,1号のときとまったく同じ時間を要している。

● で,復路はというと,けっこう以上に難儀をした。つまり,風なんですよ。向かい風(北風)。冬はこれがある。
 風速はさほどなかったかもしれないけれど(とはいえ,休憩した「道の駅はが」では幟が1本倒れていた),川の堤防だから遮るものが何もない。漕いでも漕いでも前に進まない。ギアを軽くしてともかく漕ぐ。上り坂を登っているようなものですね。家に着いたのは8時。

● これ,2号の27インチタイヤだったからまだよかったんですかね。1号の小さいタイヤではもっと大変なことになっていたと思う。先にも書いたけれど,タイヤが大きいと安定感が増す。
 それとパッド付きのパンツも正解。もし,普通の下着だったら,初めて自転車通勤をした日の帰りと同じ目に遭ったと思う。ちょっと走っては休み,ちょっと走っては休みっていう。とにもかくにも,「道の駅はが」で一回休憩しただけですんだのは,27インチタイヤとパッド付きパンツのおかげだと思う。

● それと冬の風を受けると手先が冷える。上に書いたように朝は氷を纏って走っていたようなものだが,その朝よりも帰りの方が指は冷えた。けっこう辛くてね,途中で何度も休んで,手袋を脱いでポケットに手を突っこみたくなりましたよ。

2011年2月6日日曜日

2011.02.06 2台目の自転車を買った,宇都宮を走ってみた

● 1号のサドルが飛んだことで,もう1台買っておこうと考え,2号(2台目)を入手した。今度もヤフオク。27インチタイヤのクロスバイク。値段は19,800円だった1号よりもさらに安く,14,000円。

● その2号で宇都宮へ。県立図書館でCDを借り換えた。1週間前には途中で引き返すことになったが,今度は何ごともなく到着。
 その足で文化会館まで走った。シンボルロードから平成通りに出た。車では何度も通っている道路だけれど,自転車で走るとまた新鮮に見えてくるものだ。何度も見た風景も,親しい風景として再構成されて目に入ってくるのだ。

● 帰りは平成通りを4号線まで走った。が,これは失敗だった。ひとつは交差点が多く,けっこう危険を感じたこと。高校生はガンガン飛ばしていくけどね。
 もうひとつは,単純に遠回りになることだ。車だとあまり感じないけど,簗瀬の合流点から東町まではけっこうな距離がある。
 ぼく,ここでママチャリに2回抜かされた。若者がどんどん飛ばしていく。歩道をそんなに飛ばしちゃいかんだろう,危ないじゃないか,と思ったぞ。

● 途中で暗くなってしまった。先に書いたように,この時点では前照灯を装着していなかった。結果において無灯火運転になってしまった。申しわけない(7日の昼休みに,装着作業を終えた)。
 今までは文化会館に行くには,電車&バスを利用していた。運賃は往復で860円になる。この860円をセーブできるわけだ。せこいことを言うようだが,これを17回繰り返せば,自転車代(2台目:14,000円)のモトが取れてしまうのだ。あと16回だ。

● 宇都宮とは高校1年のときから付き合いが始まったが,どうもぼくと宇都宮の相性はよろしくないと感じている。宇都宮と関わりを持たずに生活することは不可能に近いわけだけど。
 しかし,自転車で走ってみると,宇都宮という街が自分に近くなったような気がしてくる。親しげに話しかけてくるような。つまり,街中を走るのもけっこう楽しいものなんだってことですね。