2016年6月28日火曜日

2016.06.21 スポーツDEPO ベルモール宇都宮店の自転車売場のスタッフの話

● ベルモールに入っている「スポーツデポ」の自転車売場はけっこう充実している。っていうか,宇都宮市内の自転車店でジャイアント製品を置いてあるのはここしかぼくは知らない(他にもあるに違いないけど)。
 台湾の人たちは東日本大震災のとき,素速く多額の義援金を贈ってくれた。企業としてのジャイアントも被災地にたくさんの自転車を配置した。あのときのあの状況では,自転車はありがたかったに違いない。

● で,次は必ず台湾製品を買うと決めているので,DEPOの自転車売場はけっこう覗いている。といっても,めったに買わないお客なんだけどね。
 今まで買ったのは,空気入れ,バックミラー(3回),手袋くらいだと思う。まぁ,店側にとってはあまりいいお客じゃないんだよね。

● そのいいとはいえないお客に,スタッフが話しかけてきてくれた。そうされることを基本的にぼくは好まないので,話しかけるなオーラがおのずと出ているかもしれない。なので,めったに話しかけられることはない。
 が,今日はそのオーラが消えていたのかもしれないな。相方を待つ時間をここで過ごしてたんだけどね。

● ぼくからも色々訊ねてみた。まず,お客さんは増えているのか,と訊いてみた。増えているらしい。
 特に,ホンダ(芳賀町の工業団地)に宇都宮から通勤する社員の中に,自転車通勤者が多いらしい。距離的にもちょうどいい。
 トヨタでも同じように自転車通勤者が多いと聞いた記憶がある。自動車の製造に関わっている人たちの中に自転車愛好者が多いというのも興味深い。自動車VS自転車という図式ではなく,両方使えばいいわけだしね。

● ドッペルギャンガーに代表される格安自転車ってどうなんですか,と訊いてみた。悪し様に言うかと思ってたんだけど,けっしてそんなことはなかった。
 一番安いパーツを使ったり,通販をメインにして対面販売を省いて,コストを削減する努力をしている。デザインにしても他社にはないものがあるので,ドッペルギャンガーに決めている人もいる。安くても普通に走れると思いますよ。

● そうなのか。ぼくはその通販で買ったら,1台目は走れる状態じゃなかったので,結局一度も乗らずに,つい最近,粗大ゴミとして清掃センターに持ちこんだばかりなんだがな。
 それは製造部門ではなく,販売店に問題があるってことなんだろうな。が,そうであっても,ユーザーには関係ない。
 ま,そういう話を彼にしたわけではないけどね。

● ジャイアントの評判はどうですか,と訊いてみた。
 ひと頃,品質が低下したと騒がれた時期があったらしい。中国や東南アジアに生産拠点を移した時期で,品質管理に手抜かりがあったのかもしれない。
 が,今はそういうこともない。

● 長い距離を走るにはミニベロは向かないんでしょうね,と訊いてみた。
 そんなことはないですよ,というのが答えだった。要はどんなコンポを積んでいるかですよ。ギア比の問題だと思いますね。

● 購入しようとする人には,どんなアドバイスをしてますか。
 目的をハッキリさせろということですね。何に使うのか。休日に長い距離を走るのか。スピードを味わいたいのか。短い距離を自転車で通勤するだけなのか。
 それによって変わってきますよ,目的に合わせて複数の自転車を持つことをお勧めしてます。

● 販売店が複数の自転車を持てというのはわかる。儲けてやろう云々とは別にね。そうだよね,目的に応じて向く自転車と向かない自転車がある。
 でもさ,これから自転車に乗ろうとする人に目的をハッキリさせろというのは,少々以上に無茶だよ。もちろん,たいていの人は即答はするだろう。自転車通勤に使うんです,距離はこれくらいです,とかね。
 でもね,実際に乗ってみたら自転車でやってみたいことがどんどん増えた,ってのは普通にあることだからね。本当はそこまで行ってから自分は何に自転車を使うのかと考える段階に入るわけだもんな。

● という話をして,結局,何も買わないで店を出た。申しわけない。木訥とした誠実そうな人だった。次に買うときは,ここで買うことにしよう。
 自転車本体にサドルバッグやライトなど,一式,彼に揃えてもらうことにするよ。だから,今日は勘弁してよね。

2016年6月14日火曜日

2016.06.10 栃木秘境探検ツァー 八溝山山頂②

● 雲巌寺から先は,人家もいっそうまばらになる。農地もほとんどなくなる。バス停の名前も「営林署社宅前」とか「帝国造林社宅前」とか,林業が盛んだった頃を偲ばせる。
 もちろん,その社宅は今はない。典型的な過疎地なのだと思う。だけれども,ポツンポツンと家はある。車があればここから黒羽や大田原の会社に通うことはできる。
 子どもたちの通学はどうしているのだろうか。市営バスが頼みか。

● サイクルジャージの2人組とすれ違った。ロードバイクのペダルをクルクルと回しながら,あっという間に遠ざかっていった。実業団チーム(宇都宮ブリッツェン?)のレーサーのようだ。
 ぼくに言わせれば,彼らは人間ではない。怪物だ。真似しようとしてはいけないし,憧れてもいけない。人間は人間であればいいのであって,怪物になる必要はないからね。

● 上南方に入ると,道路の幅員が狭くなる。というか,山のなかに無理やり通したという感じの道路になる。林道然としてくる。
 猟師もいるんだろうな。激しく吠える犬を飼っている家が2軒あった。たぶん,猟犬だと思う。つないであったから問題はなかったけれども,あんな犬に追いかけられたら,この自転車で死ぬ気で逃げても,片足くらいは食いちぎられるだろうな。

南方須佐木線の終点
● 南方須佐木線は那須大子線に合流したところで終点。しばらくその那須大子線を走る。
 このあたりになると,道路の種別や路線名にとらわれない方がいいようだ。県道とはいっても通行不能区間があったり,普通車がギリギリすれ違えるほどの幅員しかなかったりする。要は,すべて林道と心得たほうが間違いがない。

● いよいよ,八溝山に取りついて正真正銘の林道を登っていく。さほどの勾配ではない。ここをどうやって登るんだよと思うようなきつい勾配はない。
 が,あたりまえだけれども,基本的に山頂まで登りが続く。

辛抱たまらず休憩
● 雲巌寺から先は,八溝山頂まで休憩なしで行くつもりだった。だったんだけど,相当にきつかった。早々に自転車を投げだして休憩した。
 ぼくの自転車は折りたたみ式の安いミニベロ。ギアは後ろが7段。一番の問題は自分の脚力のなさなんだけども,それを棚にあげていうと,もっと軽い歯車があと1枚か2枚あればなと思った。

● というわけで,この後もみっともないほどに,何度も足をついた。のみならず,自転車を押して歩きもした。
 雲巌寺を出たあとは,コンビニも自販機もまったくなくて,水分の補給ができないことも,かなり効いている。っていうか,これが一番かもしれない。自転車のギアの問題以前に。
 喉が渇いて,そこにしか思いがいかない。登るにつれて視界が開け,一級品の景観が楽しめるんだけど,ダメだ,喉がここまで渇くとそれを楽しむ余裕もなくなる。
 って,熱中症は大丈夫なのか,オレ。

また休憩
● 再び,日陰で休憩。急激にスタミナが切れてきた。雲巌寺までのルンルン気分ははるか遠くのことのようだ。
 あまり休んでしまうと動けなくなりそうだ。
 このまま回れ右して降れれば楽なんだけど,ここまで来て山頂に行かなかったら,とんでもなく後悔するよなぁ。そんなことを思いつつ,自転車に乗ったり降りて押したりを繰り返した。
 後半,登りであっても力を入れないで軽く回すコツをつかんだような気もしたんだけど,どうやら錯覚だったか。

八溝山頂の神社
● オートバイ1台と軽トラ1台,ジープ様の車1台が,ぼくを追い抜いていった。這々の体で山頂に到着。
 神社が鎮座ましましていらっしゃる。やれやれ,神社があるんだから途中に水場もあるんだろう。と思った。ら。そんなものはないのだった。
 展望台からの絶景も目には入れたんだけど,喉の渇きから自分の気持ちが離れない。

● 展望台は掃除されたばかりのようで,打ち水もされていた。近くに水道があるのか。やはりないのだった。けっこう堪えたな,これは。目の前に打たれた水があるのに,自分が飲める水がない。
 基本,自分のあまりの迂闊さが問題なんだけどね。

展望台からの眺望
● さっさと降りて,自販機があるところに行かねば。帰りは,八溝公園線を降って,大子側に出るつもりだ。同じ道を帰ったほうが距離は短いんだけども,できれば違う道を通りたい。
 その八溝公園線。かなりの急勾配。車で来るんだったら,この道のほうが走りやすいだろう。けど,自転車でここを登るのは,ぼく的には論外の話だ。栃木県側から来て良かったぁと思った。

● ここで思わぬトラブルに遭遇。ブレーキだ。利きが甘いとは思っていたんだけど,平地ではあまり問題だとも思っていなかった。
 ところが,一定以上の勾配の下りではまったく効かなくなるんでした。八溝公園線の勾配はその“一定”を明らかに超えていた。
 ブレーキレバーを目一杯握りしめても加速するんだもんね。これはかなりまずいぞ。後ブレーキ,前ブレーキに続く3つめのブレーキは自分の靴裏。何ということだ。帰宅したら早々にブレーキを修正しなければならんな。

● どうにかこうにかやり過ごして,那須大子線に出た。まぁまぁ普通に走れる道路になった。渇水被害(?)に加えて,このザマだ。かなりストレスがかかった。
 この安物自転車を呪いたくなった。なんせ,最初からマトモじゃなかったもんな。だましだまし乗ってきた感がある。そういうことをやっていると,けっこう愛着が湧いてもくるから困ったもんだ。


(追記)
 翌11日にブレーキは修正した。シューを交換して,位置を合わせただけなんだけど。でも,だいぶマシにはなった。ブレーキをかけているのに加速するなんてことはなくなったと思う。
 本当は自転車を交換したいんだけど,そんな贅沢は許されない。誰か要らなくなったロードバイクをくれる人いないかな。

2016年6月13日月曜日

2016.06.10 栃木秘境探検ツァー 八溝山山頂①

● 昨年の夏に,私家版ツール・ド・栃木を始めて途中で頓挫している。今年の夏に続きをやろうと思っている。
 ところで,その私家版ツール・ド・栃木が終わったら,私家版栃木秘境探検ツァーを催行しようと思う。その初っ端は,八溝山の山頂まで走ってみること。

● ひょんな事情からこの日の6時半に,氏家から八溝山に向けて出発することになった。293号を馬頭まで走り,461号で大山田を抜けて雲巌寺に至る。
 雲巌寺からは県道南方須佐木線の終点まで。そこからは県道那須大子線を経て林道に入る。

氏家のコンビニで朝食のパンを買って,出発
● 馬頭までいくつかのアップダウンがある。というか,平地はあまりない。
 氏家から喜連川に出るには弥五郎坂を登る。勾配が緩いのでトップギアで登れるくらい。
 喜連川を出るには鍬柄坂。これはけっこうな勾配があって,ぼくは一番軽いギアを使って登った。

● 鍬柄坂を登って降ると,そこは那須烏山市(旧南那須町)の上川井の集落になる。が,ここでも降ったと思ったらすぐに登りが始まる。峠越えというより丘陵地帯を越えていく感じ。勾配はさほどではないけれども,距離がある。
 つい最近までこの辺の中学生は自転車でこの道を通学していたはずだ。毎日ね。つい最近までというのは,今ではその中学校は統合されて,スクールバス通学に変わっているからだ。

● 降ると志鳥集落。
 すぐまた登り。路肩が狭い(あるいは,路肩がない)区間もある。少々走りづらい。293号線はところどころで短い区間バイパスが施工されている。そういうときは旧道を走ったほうが自転車は楽だよね(交通量が少ないから)。
 那珂川町(旧小川町)に入る。ここからの降りはけっこう長い。旧小川町と旧馬頭町の間に那珂川が流れているからで,その那珂川までは緩やかな降りが続く。
 つまり,小川は平坦なところで,その分,農地が広く取れる。豊かな農村地帯だったのだろう。

● 旧馬頭町は美しい郷だ。その美しさは主に山並みが作っている。その山並みからの抜けがちょうどいいというか,スコンと開放された景観がときに現れる。
 こういう気楽なことを言っていられるのは,ぼくが通行人だからだろう。実際に住んでみれば,色々と文句が出るのは,どこでも同じだ。少なくともここは車がないとどうにもならない。
 でも,都会から越してくる人がけっこういるのだと聞いたことがある。

● 田舎の時間はゆっくり流れているという見方にぼくは与しない。なぜかといえば,自分が田舎育ちで,そういうものではないと体感しているからだ。
 田舎人が都会に馴染むのは簡単だけれども,その逆は容易ではないはずだ。都会暮らしに疲れた人が田舎で癒やされたいというのは,叶うことのない幻想,ありていにいえば勘違い,にすぎない。

● オーストラリアのような土地がいくらでもあるところでも,人はシドニーやメルボルンのような都市を作ってそこに住む。北海道もそうだ。札幌に人が集まる。
 なぜかといえば,都市に住むほうが楽だからだ。そうでなければ,この現象は説明できない。都市から田舎に越してきた人たちの多くは,こんなはずじゃなかったと臍をかんでいるのではあるまいか。

● しかし,だ。そうじゃない人たちがいるのも確かだ。世の中には都市より田舎が合う人がいる。田舎を好み,かつ田舎が合うという人。
 映画や劇場や音楽ホールや歓楽街といった都市的レジャーではなく,縁側での雑談,土いじり,農作業を楽しめる人。ぼくは不思議な人を見るような目で彼らを見る。
 自分はなぜそうなれなかったのかとも思う。自分の親は間違いなくそのタイプの人だから。ぼくの親の世代は,好むと好まざるとにかかわらず,そうならざるを得なかったんだろうけれども。

健武-道路沿いにあった碑
● 馬頭市街を抜けると健武という集落を通過する。このあたり,大昔は金が採れた。
 金のことを大和言葉で“ゆりがね”というらしい。馬頭には「ゆりがねの湯」(日帰り温泉)とか「ゆりがねのやな」(飲食施設)など,“ゆりがね”を冠した施設があるんだけど,それにはそうした事情があってのこと。

御前岩
● さて,健武を過ぎると左にハンドルを切る。以前は県道上南方大山田線といった道路だ。とてもわかりやすい路線名だった。のだが,今は国道461号になっている(須佐木から先は,県道南方須佐木線)。
 ここから先は武茂川の上流端を目指す行路にもなる。武茂川のせせらぎを聞きながら走ることになりそうだ。

● この道路をしばらく走ると,御前岩なるものが登場する。過去,二度ほど来ている。
 その正体はといえば,武茂川が切り取った岩崖にある女性器の形をした岩。性器信仰は世界のあちこちにあると思うけど,これもそのひとつと割りきっちゃっていいんでしょうね。子孫繁栄,健康長寿の祈りを込めているわけだろう。
 以前は,案内板に月に一度は赤い水が流れた云々という文章があったと記憶している。それがなくなっていた。さすがにそこまで書くのは悪ふざけがすぎると思って削除したのかと推測したんだけど, Wikipediaには「かつては御前岩の中程の穴から霊水がしたたり落ち,月に一度月経のように変化して赤く濁ったといわれている。しかし,同町大内地区のサイマラ淵に御前岩と対となる男根の形をした「オンマラ様」と呼ばれる石があったが,明治時代末期にこの石が崩れて淵に沈んでしまって以降は,御前岩の霊水に変化は見られなくなってしまったそうである」とある。

● この御前岩で1回目の休憩。次は,雲巌寺で見物がてら休むことにしよう。
 大山田下郷,上郷を縦断。大山田は農業と林業の郷。平地は少ないから,田んぼの区画も小さい。機械化といってもなかなか難しいのかもしれないな。
 畑に出て作業をしている人がいる。茸を栽培する工場があった。静かな郷だ。平日の金曜日の午前中。

雲巌寺
● 旧黒羽町の須佐木に入る。この地にある神社は洲崎神社と申しあげる。どういう漢字を充てるかは,つまるところたいした問題ではないんだね。どう発音するか,その音が重要なのだろう。その地の由来を考えるときには。
 須佐木に入るとすぐに461号から逸れることになる。県道南方須佐木線になる。けれども,道路の名称はお役所があとから付けたもので,政策的な理由も加味されることがあるようだ。

雲巌寺
● 雲巌寺に着く。この日のこの時間帯,観光客はひとりもいなかった。独り占めできる。
 とはいえ,この雲巌寺は臨済宗妙心寺派の古刹にして,禅宗の四大道場のひとつとされる。そういうところを,ぼくのような下賤かつ無縁の者があまりウロウロしてはいけないように思う。
 っていうか,ウロウロすることが躊躇われる。凛としたたたずまいがぼくを寄せつけない。
 山門をくぐってすぐのところにある仏殿の付近を少し歩いただけ。その奥にある方丈本殿や禅堂にまで近づくことは憚られた。

● そっと退出して,近くの店にあった自販機でコーラを買って飲む。
 出がけにコンビニでウーロン茶とコロッケパンを買って腹ごしらえをし,御前岩の休憩でもうひとつ甘いパンを食べた。
 食べるほうはそれで大丈夫だと思うけれども,水分はもっと摂ったほうがいいかもしれない。
 コーラだけじゃなくて何本か水を買って持っていこうかと思いもしたんだけど,自販機はこの先にもあるだろうから,わざわざ荷物を増やすこともあるまいと思い直した。

● 再び,南方須佐木線を走りだす。この先は八溝山頂まで休憩なしで辿りつきたいと思っている。
 私家版ツール・ド・栃木を始めたのは昨年8月。それと比べると,体力の消耗がかなり違うように思える。今日はたぶん猛暑日になるのかもしれないけれども,そうであっても8月とは暑さの濃さが違う。
 本格的な夏が来る前の今の時期は,最も日が長い時期でもある。自転車にはほんと,最高の時期だ。

2016年6月9日木曜日

2016.06.09 CASIOのWSD-F10

● 職場の同僚がカタログをくれた。こんなのがありますよ,と。Androidと連携した“Smart Outdoor Watch”。「アウトドア用途に着目して作ったスマートウォッチ」というふれこみ。
 何がいいかといえば,自転車で遠出をするときに役に立つ。ひょっとすると,自転車に取り付けるタイプのハンディGPSロガーにとって代わるかもしれないと思わせる。

● サイクルコンピュータの代わりになることは間違いない。地図やナビのアプリも標準で搭載している。GPSログも残せるのだろうな。パソコンとも連携できるんだろうな,まさか。

● バッテリーは専用充電池で,通常使用で1日以上は使える,とある。2時間で充電できる。
 わからないのはログのデータをどうやって保存するのかっていうこと。ひょっとしてひょっとすると,常時,スマホとつないでいないと,データ保存はできないということなのか。

● そういうことですよね。OSがAndroid Wear。ということは,Androidスマートフォンとの連携が前提になる。
 そもそもデータの保存場所がないわけだから,単体ではGPSロガーとしては使えない。バッテリーが1日以上もつとはいっても,ブルベなどで連続して使う場合は,スマホのバッテリーも同じようにもつのでなければ,話にならない。

● となると,当面はスマホがあればいいかなと消極的な感想を持つ。価格が価格だしね。現時点で7万円。
 この種の器機は短期間で価格がこなれて,機能も磨かれていくものだろうから。