2018年5月14日月曜日

2018.05.14 自転車通勤を妨げるもの

● 自転車通勤の難しさは最初の踏みだしにある。矢でも鉄砲でも持ってこいと言いたいほどの晴朗な気分で目覚めることなんかないからね(平日はね)。スッキリ起きられるなんて,3年に1回か5年に1回でしょ。下手すりゃ10年に1回か。そんなもんでしょ。
 大なり小なり,気分はどんよりしている。そのどんよりしているときに,片道28㎞をよし自転車で行こうという気持ちになるかというと,これがなかなかね。走りだしてしまえば,なんちゃないことはわかっているんだけど。
 自転車通勤を妨げるものの筆頭は天気だけれども,その次がこの最初の一歩の億劫さにある。

自転車なら通り抜け可。
● 今日は予報は晴れ。なので,行くしかないと思って,さて出かけるかというとき(6:45頃)に雨が降ってきた。降水確率10%なのに雨。これで車で行く口実ができたなと思っちゃったもんね。
 すぐに止むことは予想できたので,かろうじて踏みとどまることができたけれど。

● 走りだしてしまえばね,こっちのものなんですよね。くそ面白くもない通勤がレジャーになる。お金を払ってジムに行くなんてあり得ないでしょと思えてくる。自分で風を作って走るのは気持ちいい。
 何も考えないで走れているときは,すなわち無心。サドル禅と名付けたくなる(疋田智さんが言っていたかもしれない)。

● ちなみに,平日は朝食抜き。自転車で行くときも同じ。水は多めに飲んでおくけど,何も食べない。
 続けられれば痩せるはずだ。痩せた後の自分の体型を想像してニンマリする。そういう捕らぬ狸の皮算用も楽しむことができる。

● 27.27㎞を1時間16分。平均時速は21.4㎞。もう少しスピードが欲しいなぁ。ギアを一段軽くして,回転を増やした方がいいかな。
 途中で,別のロードに抜かされてね。抜いていったのは,高根沢町から(たぶん)ホンダに通勤しているサラリーマンだ。車で通勤しているときも何度も彼の勇姿(?)を見ている。雨の日も自転車なんですよ。かっこいいんだわ。
 付いていこうと思ったけど,あっという間に彼の背中は見えなくなった。だから,ぼくももう少しスピードが欲しい。と,年甲斐もなく思ったんでした。

● 復路は1時間56分。ありゃりゃ。全体的に上りなのと,今日は向かい風(最初は東風だったのが,北よりの風に変わった)。途中から夜間走行になるのも。
 もうひとつ,「道の駅はが」で休憩したこと。エネルギーが切れてしまうのだ。エネルギーの前に水分がとんでしまう。ので,不二家ネクターをね。