2010年7月24日土曜日

2010.07.24 五行川上流端までの小さな旅

● 24日は五行川のサイクリングロードの起点から上流側に向かって走ってみた。五行川サイクリングロードは一切行橋を起点に小貝川と合流する下館まで続いているのだが,一切行橋から上流の堤防は舗装されていない。しばらくはかまわず走ってみた。
 中学生の頃は舗装されていない道路が方々にあった。平坦な砂利道を友人と押して歩いたことがあった。そんなことが思いだされてくる。が,パンクが怖いからね,堤防を離れて一般道(農道ですね)を走ることにする。しばらく走ってから五行川に戻って堤防の状態を確認する。それを繰り返す。


一切行橋の先はこんな感じ

● 途中からは何とか走れる状態になった。キリンビールを過ぎてしばらくは立派な舗装になる。その先は防塵程度の簡易舗装になる。
 氏家の菅又病院が見えてくる。五行川のほとりには真岡の芳賀日赤病院があるが,その上流にこの菅又病院,そのまた先に黒須病院がある。

● 黒須病院からさらに遡ると,五行川は川から水路に姿を変える。市街地を流れるので,それを忠実に追うのは不可能だ。つかず離れず一般道を走っていく。
 4号線を渡ると,市街地から田んぼに変わる。五行川は用水堀に姿を変える。その先には東北本線の線路が行く手を遮る。五行川は盛土の下を潜っている。

● が,人間が線路を渡るにはここから大きく迂回しなければならない。線路を渡れば,五行川の水源地はすぐそこだ。氏家の長久保,押上小学校のすぐそばにここが水源地との立て札が立っている。
 その昔はこの辺は森林地帯だったらしい。どんどん木が切られ,水源が枯れ,今は昔の面影はなくなったとある。はるかな昔は鬼怒川の流れがこっち側だったらしい。現在の氏家から高根沢,芳賀の田んぼは川の底だったわけだ。


このすぐ先が上流端

● 立て札の説明によると,ここから小貝川との合流点までは55キロとある。下館まで往復したときは間違いなく片道50キロは走ったつもりでいたんだけれども,ぼくの距離感はおかしいのかもしれない。説明のとおりだとすると,40キロもなかったかもしれない。